2014年度工学院大学 建築学部

建築計画III(Architectural Theory III)[3266]

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2単位
山下てつろう 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
本講義は,人間生活に関わる建築空間について,建築計画学の一つの側面として,主に人間の生理・心理的特性から,体系的に理解することを目的とする。講義では,具体的な環境として,生活に関わる諸施設や場所,そこでの行動場面を題材に取り上げながら,それらに対応した建築計画のあり方を理解してもらう。

<受講にあたっての前提条件>
建築計画1,建築計画2を習得し,理解していること。しかし,これらの「単位取得」は必須条件ではない。

<具体的な到達目標>
人間生活に関わる建築空間について,人間の生理・心理的特性から,体系的に理解すること。
このことについて,生活に関わる諸施設や場所,そこでの行動場面において,理解すること。
より具体的には,これらに関わる用語の理解が到達目標となる。

<授業計画及び準備学習>
0:概論
1:形・寸法と建築−1
2:形・寸法とまち−2
3:使い易さと建築−1
4:使い易さとまち−2
5:知覚と建築−1
6:知覚とまち−2
7:記憶と建築−1
8:記憶とまち−2
9:行動と建築−1
10:行動とまち−2
11:建築と評価−1
12:まちと評価−2
13:環境と時間
14:学習成果の確認(試験)

課題やレポートなどは課さないが,授業の準備・理解の程度などは,設計課題の中で各自で確認することができる。

<成績評価方法及び水準>
成績評価は,基礎知識・専門分野の知識を問う用語説明,および規模計画に関する簡単な計算を求める期末試験の結果で行い,60点以上(100点満点)を合格とする。

<教科書>
特に指定しない

<参考書>
講義の中で紹介する

<オフィスアワー>
授業の前後

<学生へのメッセージ>
建築の専門家になるためには,素の自分を鍛えることが必要です。社会現象を建築の目で捉えられるよう,自らを鍛えましょう。


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