2014年度工学院大学 建築学部
○Basic Reading Skills II[3433]
1単位 阿部 始子 助教 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- この授業では、学生の英語運用能力を4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。
- <受講にあたっての前提条件>
- Introduction to Communicative English 2を並行して履修していること。
基本的な英語学習習慣が身についていること。
- <具体的な到達目標>
- 授業では、主として英語で読む活動に重点をおく。
スキャニングやスキミング、トピックの把握などの練習を通して、読んでいる文章のトピックを見つけ、それを支持する文を理解し、結論へたどりつくといったリーディングプロセスを習得する。 自分が関心を持ったグローバルな問題に関する英文記事を読みわかりやすくまとめ、英語で3〜5分程度のパワーポイントを使ったプレゼンテーションができる。 グループワークや相互評価を通して、友人と課題に取り組み、学びあう習慣を身につける。 このような活動を通して、基礎から応用まで幅広い英語の文法・語彙やコミュニケーション能力を習得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回 後期の授業の進め方について、パワーポイントを使ったプレゼンテーションについて、“We Are the World”を通して世界の飢餓問題を考える。
第2-3回 Unit 4: Missing Snows of Kilimanjaro: Part 2 Reading 1 キリマンジャロ山の消えゆく氷河の原因について知り、前期に引き続き地球温暖化問題を考える。(重要構文:受動態など) 準備学習:前回の復習(復習テストあり:10点満点。後期は応用問題を含む)と次時の予習。
第4-5回 Unit 4: Missing Snows of Kilimanjaro: Part 2 Reading 2 キリマンジャロ山の消えゆく氷河が人類にどんな警告を与えているのか、An Inconvenient Truth (by Al Gore)なども参考にして学ぶ。(重要構文:to不定詞など) プレゼンテーション1(後期は自分で選んだグローバルな問題に関する英文記事をわかりやすくまとめ、英語でパワーポイントを使って発表する。それに伴い、パワーポイントなどの視覚資料に関する観点が加わり、5点×4つの観点=20点で評価する。友達の発表を聞いて感想を書くreading reportは1枚につき3点。何枚提出してもよいが、2枚まで成績評価に含む。) 準備学習:前回の復習(復習テストあり)と次時の予習。
第6-7回 Unit 9:Cupid the Dolphin:Part 1 Reading 1 座礁したイルカの”Cupid”を取り上げ、なぜイルカやクジラが座礁してしまうのかについて考える。(重要構文:関係節など) プレゼンテーション2-3 準備学習:前回の復習(復習テストあり)と次時の予習。
第8-9回 Unit 9:Cupid the Dolphin:Part 1 Reading 2 座礁したイルカやクジラを保護する団体the Texas Marine Mammal Stranding Networkの活動を通して、動物の保護について考える。(重要構文:現在完了進行形など) プレゼンテーション4-5 準備学習:前回の復習(復習テストあり)と次時の予習。
第10-11回 Unit 10:Cupid the Dolphin:Part 2 Reading 1 The Texas Marine Mammal Stranding Networkのボランティアたちについて詳しく学び、無償奉仕について考える。(重要構文:副詞の位置・使い方など) プレゼンテーション6-7 準備学習:前回の復習(復習テストあり)と次時の予習。
第12-13回 Unit 10:Cupid the Dolphin:Part 2 Reading 2 “Cupid”が座礁した原因について詳しく知ると同時にPeter Tyackの"The Intriguing sound of marine mammals"(TED)を取り上げ、人間と生き物の共存について考える。(重要構文:that構文など) プレゼンテーション8-9 準備学習:前回の復習(復習テストあり)と次時の予習。
第14回 まとめ:後期の学習内容の振り返り プレゼンテーション10 準備学習:前回の復習と前回の授業で指示された課題。
第15回 期末試験 準備学習:試験にむけて、後期に学習した内容を復習する。
- <成績評価方法及び水準>
- <成績評価方法及び水準>
1)復習テスト(50%:音読を含む) 2)パワーポイントを使ったプレゼンテーション(20%) 3)Reading Report (5%:友人が選んだ記事を読んで感想を書く。1report=3points) 4)期末試験(25%:音読を含む) 5)予習ノート・ポートフォリオ(自分の学習を振り返るシート)の提出 の5つの課題で評価し、合計60点以上が合格。ただし、特別な事情がない限り3回以上欠席した学生は履修放棄とみなし、成績評価は行わない。なお遅刻は2回で1回の欠席とみなす。 注1:上記1〜5の課題は全て提出・受験しなくてはいけない 注2:Reading Reportは学期中に何枚提出してもよい。2枚までは成績に加算する。 注3:ユニット毎に予習プリントが配布される。予習プリントはそのユニットが終わった後で提出するので、しっかりやっておくこと。
- <教科書>
- Messages from the Globe
(National Geographic Multi-media Reading Course by HEINLE Cengage Learning)
- <参考書>
- Unit 4: An Inconvenient Truth by Al Gore
Yann Arthus-Bertrand: A wide-angle view of fragile Earth http://www.ted.com/talks/yann_arthus_bertrand_captures_fragile_earth_in_wide_angle.html Unit 9: The Texas Marine Mammal Stranding Network (TMMSN) http://www.tmmsn.org/rescue_rehab/rescue_profile/cupid.htm Unit 10: Peter Tyack: The intriguing sound of marine mammals http://www.ted.com/talks/peter_tyack_the_intriguing_sound_of_marine_mammals.html この他必要な参考資料は授業内で適宜紹介します。
- <オフィスアワー>
- 水曜日 11:00−13:00(八王子校舎総合教育棟1S-320室)
*金曜日も八王子校に来ています(お昼休み可)。 *事前に電子メールで連絡をください。(motoko_abe@cc.kogakuin.ac.jp)
- <学生へのメッセージ>
- 毎時、必ず予習をして授業に臨むこと。また、復習テストを頻繁に行うので、復習を欠かさないようにすること。
授業には英語の辞書を必ず持参すること。
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