2014年度工学院大学 建築学部
○環境工学I(Environmental Engineering I)[1235]
2単位 中島 裕輔 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 環境に配慮した建築・都市の設計を行う上では、建築環境から都市環境までの幅広い視野とその基礎知識の取得が必要不可欠である。本講義では、光、熱、水、音といった建築の環境要素について、その基礎知識と応用力を身につける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 環境工学の導入科目のため特にないが、物理や化学の基礎的な知識は必要とする。
- <具体的な到達目標>
- 受講学生は、建築内部の熱環境、光環境、空気・湿気環境、音環境に関わる基礎知識を身につけ、建築を設計・運用するためのさらなる専門知識の習得につなげることを目標とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.概論 環境問題と建築
2.建築と気候 3.環境工学の基礎 4.室内環境と快適性 5.日照・日射(1)太陽と日射 6.日照・日射(2)日照・日影と日射量 7.採光・照明(1)視覚と採光 8.採光・照明(2)人工光 9.換気・通風 10.建築伝熱(1)熱移動の基礎と熱貫流 11.建築伝熱(2)外表面の熱授受と建物の熱特性 12.湿気・結露 13.建築音響(1)音の基礎 14.建築音響(2)遮音と吸音 15.学習成果の確認(試験) ※各回とも、教科書の該当する部分を予習して臨み、授業後の不明点は復習すること。
- <成績評価方法及び水準>
- 数回予定しているレポート課題は主として理解度確認のために実施し、成績は期末試験結果で評価する。
60点以上で合格とする。
- <教科書>
- 「最新建築環境工学」田中俊六他(井上書院)
(但し、変更の可能性があるため、9月までは購入しないこと)
- <参考書>
- 「里山長屋をたのしむ」山田貴宏著(学芸出版社)
「ZED Book」ビル・ダンスター他著 中島裕輔・高口洋人 訳(鹿島出版会)
- <オフィスアワー>
- 随時。連絡先等は建築学部の学修ガイダンスを参照のこと。
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