2014年度工学院大学 建築学部
△情報処理A(K)[1125]
2単位 山崎 浩之 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 講義と演習を通して、コンピュータリテラシーについて学ぶ。また、e-Learning教材を利用した自習により、情報倫理について理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 指定の教科書を毎回必ず持参すること。
- <具体的な到達目標>
- Word・Excel・PowerPointの基本的な機能と用途を理解し、使いこなす。
電子メールの基本的な仕組みを理解し、使いこなす。 検索エンジンの仕組みを理解し、googleを利用しての情報検索技術を身につける。。 HTMLの基本的な文法を理解し、ウェブページを作成・公開する技術を身につける。 LaTeXの基本的な文法を理解し、簡単な組版技術を身につける。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 授業のガイダンスと学習の準備
授業計画と成績評価について説明する。 IDとパスワードの管理について解説し、パスワードを変更する。 電子メールの利用について解説し、メール操作の練習をする。 準備学習:Windowsの使い方に不安のある者は、教科書第2章を熟読しておく。 2. ワードプロセッサ Word(1) 日本語入力の仕方を確認し、フォント・段落書式・罫線表などを利用する。 準備学習:自己紹介文を作成するので、内容(400〜800字程度)を考えておく。 3. ワードプロセッサ Word(2) 印刷の練習・オブジェクトの挿入・数式ツール 準備学習:数式ツールの練習で書く数学公式(あるいは科学法則)とその説明文を選んでおく。 4. 表計算 Excel(1) 計算機におけるハードウェアとソフトウェアの役割について解説する。 起動から終了まで・基本的な操作(技1〜技16) 準備学習:教科書第6章の前半を熟読し、用語を頭に入れておく。 5. 表計算 Excel(2) とくに数式のコピーを取り上げて練習する。 準備学習:相対参照と絶対参照の使い分けについて、整理しておく。 6. 表計算 Excel(3) グラフの作成・Wordとの連携 7. プレゼンテーション PowerPoint 教科書に沿ってスライドを作成。配布資料を印刷して提出。 8. 前半のまとめ 前半の内容について身についているか、模擬試験形式で確認する。 準備学習:前半の内容について疑問があれば質問できるよう整理しておく。 9. 情報の検索とコンピュータネットワーク Webページおよび検索エンジンの仕組みについて解説する。 googleを用いた情報検索を練習する。 準備学習:教科書第3章を熟読する。 10. Webページ制作(1) 簡単なページを制作。サーバへのアップロードとイントラネットでの公開。 準備学習:教科書第8章を読み、作業の流れを把握しておく。 11. Webページ制作(2) 画像ファイルの仕組みと圧縮形式について解説する。 準備学習:教科書に沿って、素材となる写真や画像を準備する。 12. Webページ制作(3) ページのレイアウトと仕上げ 13. 文書処理システムLaTeX(1) 簡単な組版の練習。tabular環境と「私の時間割表」作成。 準備学習:教科書第9章を読み、作業の流れを把握しておく。 14. 文書処理システムLaTeX(2) 数式環境の練習。数学公式の組版。印刷して提出。 準備学習:前回の「時間割表」を提出できるよう完成させておく。 15. 学習成果の確認(試験) 準備学習:出題範囲(教科書とe-Learning教材)の全体を熟読する。
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験(60点満点)と演習評価(40点満点)の合計点を成績評価点とします。定期試験が未受験であった場合は受講放棄として扱います。演習評価は提出課題の提出状況と完成度(できばえ)を数値化したもの及び、毎回の授業への出席状況をあわせて評価します。 提出課題については上記の授業計画に記載していませんが、授業の進行に沿って提出用の課題を出題し、期限を明示して提出の指示を与えますので、出題内容をよく確認し、指定された期限までに仕上げて提出してください。受理できる水準にない課題に対しては、再提出を求める旨をメールで連絡しますので、指示に従ってください。
- <教科書>
- 『理工系コンピュータリテラシー MS-Office 2013対応』工学院大学情報基礎教育運営委員会、共立出版
- <参考書>
- 指定参考書はありません。
- <オフィスアワー>
- 新宿 A-1476 火-木 16:30〜18:30
メールでの対応も可(ct10634@ns.kogakuin.ac.jp)
- <学生へのメッセージ>
- 上記の指定教科書を演習書として利用します。一人一冊ずつ必ず毎回持参してください。他の学生の教科書を見せてもらう行為は、相手に迷惑となるので禁止しています。
いろいろなソフトウェアを紹介していきます。本学のコンピュータ環境を「ひと通り使えるようになった」と言えるよう、休まず出席してください。情報倫理についてはe-Learningシステムによる自習となります。前期末試験までに学習を完了してください。
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