2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科
線形システム論(Linear System Theory)[5B17]
2単位 高瀬 柔郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 線形システム論を学ぶことで、時間領域における信号の波形と周波数領域における複素スペクトルとの関係を身に着け、情報通信システムや情報通信機器の設計方法を理解します。
- <受講にあたっての前提条件>
- 2年次後期に学ぶ複素関数論を習熟していることが前提となります。
- <具体的な到達目標>
- 情報通信の基本となるシステムの計算問題をスラスラ解けることが目標です。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 線形システムの基本概念(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
2.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 3.周期信号と複素フーリエ級数(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 4.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 5.非周期信号とフーリエ変換(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 6.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 7.因果信号とラプラス変換(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 8.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 9.連続システムと演算子法(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 10.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 11.離散システムとZ変換(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 12.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 13.畳込み定理(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 14.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ) 15.学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 最終回に行う試験の得点が60以上の場合に単位を認定します。
- <教科書>
- 「情報通信工学科 数学ガイド」高瀬柔郎 著(工学院大学生協)
- <参考書>
- 教科書中に記載
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎 金曜日 10:40〜13:00
常時、質疑応答をメールで行っております。 E-mail: ct76041@ns.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- この科目は、2年次の複素関数論がベースとなります。
複素関数論の講義ノートでよく復習してください。
- <備 考>
- 信号波形(時間軸上のエネルギーやパワの分布)と、複素スペクトル(周波数軸上のエネルギーやパワの分布)との関係を、頭の中で描けるようになることがシステム・エンジニアの条件です。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/%7Ewwc1026
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