2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科
アナログ電子回路II(Analog Electronic Circuit II)[4B16]
2単位 大須賀 威彦 非常勤講師
- <授業のねらい>
- FETとトランジスタの増幅器について類似点、相違点を理解する。
負帰還増幅、電力増幅の基本を理解する。 発振、変調、復調の原理を理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「アナログ電子回路1」を受講済みであること。
- <具体的な到達目標>
- FETとトランジスタの増幅器についてバイアス回路の計算ができる。
負帰還増幅、電力増幅等の動作を説明することができる。
- <授業計画及び準備学習>
- テキストに沿って以下の内容とする
第1回 トランジスタの基礎(復習) 第2回、3回、4回 第7章 電界効果トランジスタ 第5回、6回 第8章 負帰還増幅回路 第7回、8回 第9章 電力増幅回路 第9回、10回 第10章 同調増幅回路 第11回 第11章 差動増幅回路とOPアンプ 第12回 第12章 OPアンプ基本応用回路 第13回 第13章 発振回路 第14回、15回 第14章 変調・復調回路
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験を実施する。
レポート等の評価を総合して60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 大類 重範著 「アナログ電子回路」 日本理工出版会
「アナログ電子回路1」で使ったテキストと同じ
- <参考書>
- 曽根悟訳 AC Fischer-Cripps著 「図解 電子回路必携」 朝倉書店
石橋幸雄著 「アナログ電子回路」 培風館 岡山勉著 「アナログ電子回路設計入門」 コロナ社
- <オフィスアワー>
- 講義終了後30分程度
- <学生へのメッセージ>
- アナログ電子回路は難解であるというイメージがあるが、FETとトランジスタの
動作を理解すればあとは「オームの法則」程度の知識で充分理解することができる。 不明な点は講義中に質問し、その場で解決すること。
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