2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科
移動通信工学(Mobile Communication Engineering)[3D11]
2単位 大塚 裕幸 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 移動通信(携帯電話)の基本構成、要素技術を習得する。また、移動通信サービスや将来の技術動向についても理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 前期の電波通信工学を習得していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- 携帯電話のネットワーク構成、移動通信固有の要素技術を理解できること。
- <授業計画及び準備学習>
- 以下のテーマを扱う予定である。
・移動通信の歴史2回 ・移動通信の基礎技術(ページング、ハンドオーバー、ローミングなど)2回 ・電波伝搬、フェージング ・通信の原理(信号の変復と復調)2回 ・信号品質の解析(誤り率特性の解析) ・アクセス方式(FDMA, TDMA, CDMA,OFDMA,SDMA) ・デュープレクスTDD/FDD ・マルチアンテナ技術(信号の多重、ダイバーシチ)2回 ・スケジューリング技術 ・LTE方式、および次世代移動通信方式LTE-Advanced
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験で評価、60点以上の者に単位を認める。ただし、試験の点数が僅かに60点未満でも授業への参加状況により勘案する。「授業への参加状況」の判断は、受講態度、演習への取組み、レポート提出等を総合して行う。
- <教科書>
- 検討中
- <参考書>
- 指定参考書無し
- <オフィスアワー>
- 原則は、水曜日4時限目。
- <学生へのメッセージ>
- 基本的には配布資料(あるいはパワーポイント)に基づいて講義を進める。内容は、企業経験をもとにした実務的な面を盛り込む予定である。
- <備 考>
- 特になし。
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