2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科

移動通信工学(Mobile Communication Engineering)[3D11]

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2単位
大塚 裕幸 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
移動通信(携帯電話)の基本構成、要素技術を習得する。また、移動通信サービスや将来の技術動向についても理解する。

<受講にあたっての前提条件>
前期の電波通信工学を習得していることが望ましい。

<具体的な到達目標>
携帯電話のネットワーク構成、移動通信固有の要素技術を理解できること。

<授業計画及び準備学習>
以下のテーマを扱う予定である。
・移動通信の歴史2回
・移動通信の基礎技術(ページング、ハンドオーバー、ローミングなど)2回
・電波伝搬、フェージング
・通信の原理(信号の変復と復調)2回
・信号品質の解析(誤り率特性の解析)
・アクセス方式(FDMA, TDMA, CDMA,OFDMA,SDMA)
・デュープレクスTDD/FDD
・マルチアンテナ技術(信号の多重、ダイバーシチ)2回
・スケジューリング技術
・LTE方式、および次世代移動通信方式LTE-Advanced

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で評価、60点以上の者に単位を認める。ただし、試験の点数が僅かに60点未満でも授業への参加状況により勘案する。「授業への参加状況」の判断は、受講態度、演習への取組み、レポート提出等を総合して行う。

<教科書>
検討中

<参考書>
指定参考書無し

<オフィスアワー>
原則は、水曜日4時限目。

<学生へのメッセージ>
基本的には配布資料(あるいはパワーポイント)に基づいて講義を進める。内容は、企業経験をもとにした実務的な面を盛り込む予定である。

<備 考>
特になし。


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