2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科
△電波通信工学(Radio Communication Engineering)[3C10]
2単位 大塚 裕幸 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 情報通信、特に無線通信の基本技術を習得する。具体的には、電波の原理、電波伝搬の基礎、無線信号の変調・復調技術を習得する。また、移動通信(携帯電話)、無線LANのシステム構成、要素技術を理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 電磁気学の基本を理解していること。
- <具体的な到達目標>
- 無線通信の仕組み、変復調技術、アンテナ技術などを習得する。アンテナ特性、信号減衰量(フェージング特性)から受信電力を算出し信号品質を評価できるようになること。
- <授業計画及び準備学習>
- 以下のテーマを予定。
・情報通信の最新技術動向(国内、海外) ・無線通信の歴史 ・電波の特徴、性質 ・電波の放射原理2回 ・電波伝搬、フェージング現象2回 ・無線信号の変調と復調2回 ・通信品質の解析(信号誤り率特性の解析)2回 ・マルチアンテナ技術 ・LTE携帯電話システム ・無線LANシステム ・移動通信の将来展望
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験で評価、60点以上の者に単位を認める。ただし、試験の点数が僅かに60点未満でも授業への参加状況により勘案する。「授業への参加状況」の判断は、受講態度、演習への取組み、レポート提出等を総合して行う。
- <教科書>
- 検討中
- <参考書>
- 指定参考書無し
- <オフィスアワー>
- 原則は、水曜日3時限目。
- <学生へのメッセージ>
- 基本的には配布資料(あるいはパワーポイント)に基づいて講義を進める。内容は、企業経験をもとにした実務的な面を盛り込む予定である。
- <備 考>
- 特になし
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