2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科

電波通信工学(Radio Communication Engineering)[3C10]

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2単位
大塚 裕幸 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
情報通信、特に無線通信の基本技術を習得する。具体的には、電波の原理、電波伝搬の基礎、無線信号の変調・復調技術を習得する。また、移動通信(携帯電話)、無線LANのシステム構成、要素技術を理解する。

<受講にあたっての前提条件>
電磁気学の基本を理解していること。

<具体的な到達目標>
無線通信の仕組み、変復調技術、アンテナ技術などを習得する。アンテナ特性、信号減衰量(フェージング特性)から受信電力を算出し信号品質を評価できるようになること。

<授業計画及び準備学習>
以下のテーマを予定。
・情報通信の最新技術動向(国内、海外)
・無線通信の歴史
・電波の特徴、性質
・電波の放射原理2回
・電波伝搬、フェージング現象2回
・無線信号の変調と復調2回
・通信品質の解析(信号誤り率特性の解析)2回
・マルチアンテナ技術
・LTE携帯電話システム
・無線LANシステム
・移動通信の将来展望

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で評価、60点以上の者に単位を認める。ただし、試験の点数が僅かに60点未満でも授業への参加状況により勘案する。「授業への参加状況」の判断は、受講態度、演習への取組み、レポート提出等を総合して行う。

<教科書>
検討中

<参考書>
指定参考書無し

<オフィスアワー>
原則は、水曜日3時限目。

<学生へのメッセージ>
基本的には配布資料(あるいはパワーポイント)に基づいて講義を進める。内容は、企業経験をもとにした実務的な面を盛り込む予定である。

<備 考>
特になし


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