2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科
制御システム工学II(Control System Engineering II)[1D10]
2単位 横山 修一 非常勤講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 制御系の応答(過渡,定常)の理解を深める。安定判別法(ラウス,フルヴィッツ法)、制御系の設計法(進み、遅れコントローラによる補償法,限界感度法,補償法)等を講義する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 前期での伝達関数の性質が理解できていることが必要である。
- <具体的な到達目標>
- 伝達関数と制御器が理解でき、特性改善ができることが目標である。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. システムの安定判別
2. 特性方程式の係数での安定判別 3. 図的解法による安定判別 4. フィードバック制御系の構成 5. 内部モデル原理 6.閉ループ過渡特性 7. PID制御の基本構成 8. PID制御の実装 極ゼロ点配置法 9. アンチワインドアップ 10. 限界感動法 11. 極値配置法 12. 位相進み補償 13. 位相遅れ補償 14. 現代制御とは
- <成績評価方法及び水準>
- レポート提出20%と後期試験80%により評価する。
- <教科書>
- 「基礎と実践 制御工学入門」横山、浜根、小野垣 コロナ社
- <参考書>
- 、「指定参考書なし」
- <オフィスアワー>
- 授業修了後に対応する。また質問がある場合は、yokoyama@cc.kogakuin.ac.jpにメールすること。
- <学生へのメッセージ>
- システム制御1を履習していないと理解が出来ない事がある。できるだけ応用面を含めて講義する。
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