2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科

電気数学演習(Mathematical Exercises in Electronic Engineering)[6110]

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2単位
高瀬 柔郎 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
山口 実靖 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
加藤  潔 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<授業のねらい>
この科目を習熟することによって、1年次後期から始まる必修科目の電気磁気学と電気回路理論に出てくる数式の意味を理解し、情報通信の基本である電磁波が伝搬する電磁界の法則を身に着ける準備をします。

<受講にあたっての前提条件>
高校で教わった、合成関数の微分法、ベクトルの和とスカラー積,定積分の置換積分法、三角関数の諸公式、をそれぞれ習熟していることが前提です。習熟していない項目は,学習支援センタへ行き問題プリントをもらって自宅で解き、自分の解答を学習支援センタで添削してもらうことにより、上記の4項目をマスターすることが前提です。

<具体的な到達目標>
勾配、発散、回転、線積分、面積分、体積分を経て、ガウスの定理、ストークスの定理、およびフーリエ級数の問題をスラスラ解けることが目標です。

<授業計画及び準備学習>
 1.多変数関数の微分法(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
 2.内積(スカラー積)と外積(ベクトル積)(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
 3.勾配ベクトル場(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
 4.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
 5.発散(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
 6.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
 7.回転ベクトル場(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
 8.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
 9.ラメラー場とソレノイド場(ポテンシャル)(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
10.多変数関数の積分法(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
11.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
12.多変数関数の置換積分(ヤコビアン)(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
13.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
14.仕事量と線積分(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
15.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
16.力線数と面積分(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
17.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
18.立体領域からの発散量(ガウスの定理)(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
19.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
20.立体角(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
21.ガウスの積分(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
22.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
23.回転ベクトル場の力線数(ストークスの定理)(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
24.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
25.滑らかな信号の表現(テイラー級数)(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
26. 演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
27.パワ有限な信号の表現(フーリエ級数)(講義で解いた例題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
28.演習(講義で解いた演習問題をノートを見ないで解けるまで復習せよ)
29.学習成果の確認(試験1回目)
30.学習成果の確認(試験2回目)

<成績評価方法及び水準>
最終2回行う試験の平均得点が60以上の場合に単位を認定します。
60に僅かに達しないときに限り、再試験によって習熟度を評価し、単位認定相当であると判断したときには評点を60とします。

<教科書>
「情報通信工学科 数学ガイド」高瀬柔郎 著(工学院大学生協)

<参考書>
電気磁気学の教科書が参考書となります。
電気磁気学のシラバスを見て、自分のクラスで使用する教科書を購入するとよいです。

<オフィスアワー>
八王子校舎 土曜日 9:00〜16:00
常時、質疑応答をメールで行っております。
E-mail: ct76041@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
数式を見たら、頭の中に物理現象のイメージが浮かぶように訓練します。
この科目は、後期から始まる電気磁気学と電気回路理論に備え、週2回講義を行うことで前期に修了します。

<備 考>
電気磁気学の教科書に出てくる数式の意味がわかるようになれば、電気数学は合格です。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/%7Ewwc1026


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