2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科
化学II(Chemistry II)[5113]
2単位 田中 理子 非常勤講師
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 化学に関する基礎的な事項を学習し,物質の性質を通して,現代化学を支える基礎概念と法則性を把握し、理工系大学生として必要な化学の基礎知識を身につけることをねらいとする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 本 科目の履修の前提となる知識・科目は特にない
- <具体的な到達目標>
- 1)物質の3態について理解する
2)酸と塩基の定義とそれらの反応について理解する。 3)化学平衡について理解する 4)有機化学、核化学、電気化学について理解する
- <授業計画及び準備学習>
- 1週目:ガイダンス、気体の状態:理想気体の挙動
[学習内容] 授業計画・評価方法等を説明したのち、授業を開始する。 [学習準備] 教科書を一読してから授業を受けること 計算機を持参すること 2週目:気体の状態:理想気体の挙動 [学習内容] ボイルシャルルの法則、理想気体の法則を理解し演習を行う [学習準備] 教科書を一読してから授業を受けること 計算機を持参すること 3週目:水素、酸素および水 [学習内容] 水素、酸素、水の化学的特性を理解する [学習準備] 教科書を一読してから授業を受けること 4週目:液体状態および固体状態 [学習内容] 分子運動論に基づいた液体状態と固体状態を理解する [学習準備] 教科書を一読してから授業を受けること 5週目:液体の化学 [学習内容] 溶液と濃度計算方法を理解し、演習を行う [学習準備] 教科書を一読してから授業を受けること 計算機を持参すること 6週目:酸、塩基および塩 [学習内容] 酸と塩基の定義、中和滴定について理解し演習を行う [学習準備] 教科書を一読してから授業を受けること 計算機を持参すること 7週目:化学反応速度論および化学平衡 [学習内容] 反応速度、化学平衡、ルシャトリエの法則の理解と演習を行う [学習準備] 教科書を一読してから授業を受けること、計算機を持参すること 計算機を持参すること 8週目:核化学、電気化学および環境化学 [学習内容]放射線、電池、環境化学について理解する [学習準備]教科書を一読してから授業を受けること、計算機を持参すること 9・10週目:有機化学 第1部:炭化水素 [学習内容] アルカン、アルケン、アルキンおよび混成軌道のついて理解する [学習準備]教科書を一読してから授業を受けること、 11・12有機化学 第2部:有機化合物の分類 [学習内容] 主な官能基について理解する [学習準備]教科書を一読してから授業を受けること 13週目:生化学 授業のまとめ [学習内容] 代謝と3大栄養素について理解する 授業のまとめと補足 [学習準備〕教科書を一読してから授業を受けること、計算機を持参すること 14週目:定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験(100点)で評価する。
試験はノート教科書持ち込み不可 授業期間中レポートを提出し評価する。レポート点は成績に応じて最 大20点まで加点する 定期試験とレポート点の合計が100点を越えないように規格化した評価点で評価する。 60点以上を合格とする 追試はおこなわない
- <教科書>
- A.Sherman S.Sherman L.Russikoff 著 石倉洋子 石倉久之 訳
"化学 基本の考え方を中心に"(東京化学同人)
- <参考書>
- Jerome L. Rosenberg Lawrence M. Epstein 共著 東京工業大学名誉教授 一國 雅巳 訳 オーム社
”マグロウヒル大学演習 一般化学” 杉森彰・富田功 共著 裳華房 "Catch Up大学の化学講義 高校化学とのかけはし
- <オフィスアワー>
- 授業前後に講師室にいます
- <学生へのメッセージ>
- 化学は環境問題、生命の問題等を理解するツールとしてますます必要になってくることが予想されます
基礎的な知識を身につけましょう 化学1(前期) 化学2(後期)を履修されることをお勧めします
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