2014年度工学院大学 第1部情報通信工学科
△ヒトの身体と運動(Human Body and Exercise)[1232]
2単位 横山 慶子 助教 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 本授業では、心理学的な視点から、ヒトの身体と運動に関する理解を深めることをねらいとする。
- <受講にあたっての前提条件>
- 身体と運動に対する興味・関心を持っていること。
- <具体的な到達目標>
- こころと身体の関係や、身体運動に潜む仕組み、環境のデザイン方法の理解を通じて、身体と運動に対する新たな気づきを得て、日常生活に応用できるようになることが目標である。
- <授業計画及び準備学習>
- (授業計画)
1. ガイダンス:身体運動を心理学的に捉えるとは 2. こころと身体(1):心理テスト、パーソナリティ、目標設定 3. こころと身体(2):動機づけ、チームワーク、リーダーシップ 4. こころと身体(3):あがり、ストレス、バーンアウト 5. こころと身体(4):リラクゼーション 6. こころと身体(5):メンタルトレーニング 7. 巧みな身体運動(1):視知覚、予測、意識、注意 8. 巧みな身体運動(2):情報処理、運動制御 9. 巧みな身体運動(3):運動学習理論 10. 巧みな身体運動(4):自由度問題、協応構造 11. 巧みな身体運動(5):身体運動のリズム、自己組織化 12. 環境のデザイン(1):環境との相互作用、練習方法 13. 環境のデザイン(2):他者との関係、集団行動の組織化 14. 近年のスポーツ心理学・神経科学の動向と工学との接点 15. 講義のまとめ、学習成果の確認
(準備学習) 理解を深めるために、小レポートを準備学習として課す場合がある。 提出物に対するフィードバックは、授業にて行う。
- <成績評価方法及び水準>
- 各授業で課した小レポートの評価を50%、期末試験の評価を50%で総合評価し、60/100点以上を合格とする。
- <教科書>
- 指定教科書なし。授業にて資料を配布する。
- <参考書>
- 「よくわかるスポーツ心理学」 中込四郎・伊藤豊彦・山本裕二 (編著), ミネルヴァ書房.
- <オフィスアワー>
- 火曜日 14:00〜15:00 身体運動科学研究室(八王子校舎総合教育棟, 1E-305)
水曜日 八王子校舎体育館・保健体育科事務室
- <学生へのメッセージ>
- 自身の経験と関連づけながら、理解を深めていくことを期待しています。
- <備 考>
- 授業計画は、状況に応じて予定を変更する可能性があります。
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