2014年度工学院大学 第1部電気システム工学科

フランス語II(French II)[3E07]

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2単位
内山 憲一 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<授業のねらい>
フランス語Iをすでに履修し単位を修得した学生を対象にして、総合的なフランス語の力を伸ばす。

<受講にあたっての前提条件>
フランス語Iをすでに受講し(2013年度以前の受講でも可)単位を修得していること。
フランス語の力に自信がなくても、意欲があれば歓迎します。

<具体的な到達目標>
1.発音と文法を復習し、欠けている部分を補う。
2.フランス文化の知識を深める。

<授業計画及び準備学習>
昨年に引き続き、南仏プロヴァンス地方の少年の成長物語でヒットした映画『マルセルの夏』の美しい映像を見ながら、そのシナリオを読んでいきます。映画の前半部を見た後、シナリオの後半部を読んでいきます。最初の数回の授業で発音と動詞の時制の概略を簡単に復習した後、毎回3名程度にあらかじめ当てておいた箇所(1人5行程度)の訳読をしてもらいます。

準備学習:当たっていない人も、進む予定の箇所は辞書を引いて大まかな内容を把握しておいてください。また授業で読んだ箇所は次の授業までには読み直しておきましょう。

前期授業計画
1.オリエンテーション
2.フランス語発音の復習
3.名詞と不定冠詞
4.冠詞の体系
5. 形容詞の位置と変化
6. 音の連続、つなげ方
7.主語人称代名詞
8.基本的な動詞
9.疑問文の作り方、答え方
10.様々な文型
11.第1群規則動詞
12.所有形容詞と指示形容詞
13.第2群規則動詞
14.疑問代名詞
15.学習成果の確認(レポート課題作成)

後期授業計画
1.フランス語時制の構造
2. 疑問形容詞
3. 命令形
4.複合形とは何か
5.複合過去形
6.比較級と最上級
7.目的語人称代名詞
8.代名動詞
9.半過去形
10.関係代名詞
11.単純未来形
12.条件法現在形
13.接続法現在形
14.文法のまとめ
15.フランス映画鑑賞

<成績評価方法及び水準>
試験はおこなわない予定です。授業にきちんと出席することが成績評価の前提になります。この前提条件を満たした者については、当たった時の訳読の正確さ(5割)と夏休みに課すA4半ページ程度の仏文和訳の宿題(5割)の出来具合を見て総合的に評価し点数をつけ、60点以上の者を合格とします。

<教科書>
窪川英水他編『マルセルの夏』(第三書房)

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
月曜日14:00〜15:00(27階2746号室)(あらかじめメールで連絡してください)
連絡先:ft11820@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
フランス語の力にあまり自信がない人やフランス語学習にブランクがある人でも、フランス語とフランス文化に興味を持ち、やる気がある限りは歓迎します。比較的少人数の授業になると思います。美しい映像を見ながら、楽しんで勉強しましょう。


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