2014年度工学院大学 第1部電気システム工学科

Writing in English Basic I[1B03]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
和田 朋子 准教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
本科目では、英語の基礎的なライティング技能を習得する。想定されるコンテクスト(場面)としては、学会発表の応募のためのアブストラクト執筆や論文執筆などのアカデミックな場面およびプロジェクトの企画書作成などのビジネスコミュニケーションの場面の2種類があり、そのどちらも扱っていく。

<受講にあたっての前提条件>
1, 2年生の必修英語科目で学習した内容(特にBasic Academic English IおよびII)の内容が修得できていること。指定された教科書の課題をこなせる英語力があること。

<具体的な到達目標>
自分が興味を持っている一般的な話題について、400 words程度の小論文が書けること。具体的には英語の「段落の基本的な構成」「小論文の基本的な構成」を理解し、「意見」「問題提起と解決提案」「原因と結果」などを述べる文が書けるようになること。また、ビジネスコミュニケーションの場面についても、上記内容と同じくらいの難易度の課題を行う。

<授業計画及び準備学習>
毎週の授業には、指定された教科書のページを読み、予習をして臨む(予習してきた証拠となるものの提出を毎回求める)。授業では予習してきた内容を確認し、その内容をさらに深化・発展させるための講義および活動を行う。15回分の授業計画については、下記のようなスケジュールを想定している。

第 1回目 授業の進め方・準備学習の仕方・受講の心得についてガイダンス
(準備学習)シラバスを熟読してくる

第 2回目 Unit 1: I Am Going to Write One Paragraph 1
Paragraphの基本的な構成の理解
(準備学習)p.7のParagraph 1とp.8のParagraph 2を読んでくる

第 3回目 Unit 1: I Am Going to Write One Paragraph 2
Paragraphの基本的な構成の実践
(準備学習)p.8の1.2をやってくる

第 4回目 Unit 2: Trying to Be Polite
Informal EnglishとFormal Englishの理解
(準備学習)pp.12-13の1.1を読んでくる

第 5回目 Unit 3: What Do You Think? 1
Opinion Paragraphの理解
(準備学習)p.16の3.1をやってくる

第 6回目 Unit 3: What Do You Think? 2 / Writing Assignment 1
Opinion Paragraphの実践
(準備学習)p.20の2.1とp.21の2.2をやってくる

第 7回目 Unit 4: This May Work! 1
Problem-Solutionの理解
(準備学習)Writing Assignment 1

第 8回目 Unit 4: This May Work! 2 / Writing Assignment 2
Problem-Solutionの実践
(準備学習)p.26の2.1とp.27の2.2をやってくる

第 9回目 Writing Assignment 1の振り返り
(準備学習)Writing Assignment 2

第10回目 Unit 5: Writing a Cause and Effect Paragraph 1
Cause and Effectの理解
(準備学習)Writing Assignment 1のRevise

第11回目 Unit 5: Writing a Cause and Effect Paragraph 2
Cause and Effectの実践
(準備学習)p.32の2.1とp.33の2.2をやってくる

第12回目 Unit 5: Writing a Cause and Effect Paragraph 3 / Writing Assignment 3
Cause and Effectの発展
(準備学習)p.37の5.1とp.38の5.2をやってくる

第13回目 Writing Assignment 3のピアレビュー
(準備学習)Writing Assignment 3

第14回目 前期の授業内容の振り返り
(準備学習)Writing Assignment 3のRevise

第15回目: 習熟度の確認および成績評価のための試験
(準備学習)今学期に学んだことを振り返る

<成績評価方法及び水準>
学期中に課される課題を評価する。

成績評価 = 毎回の課題提出(30%)+ Writing Assignment 1(20%)+ Writing Assignment 2(20%)+ Writing Assignment 3(30%)

総合して60点以上を合格とする。

<教科書>
From Paragraphs to Essay: Get Your Message Across II(南雲堂)
Kate Elwood and Leonid Yoffe 著

<参考書>
「はじめての英語論文:パターン表現&文例集(増補改訂版)」(すばる舎)
和田朋子 著

<オフィスアワー>
新宿校舎 月曜日 13:00 - 15:00
事前に wada@cc.kogakuin.ac.jp にメールをして、アポイントをとると確実です。

<学生へのメッセージ>
事前の予習および課題の準備は必須です。また、辞書(できれば電子辞書)は必ず持参してください。


このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2014 Kogakuin University. All Rights Reserved.