2014年度工学院大学 第1部電気システム工学科

Basic Academic English II[5266]

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1単位
阿部 始子 助教  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
本科目は、4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としているが、授業では主として、アカデミックな文脈でたくさんのoutput活動(speaking ・writing)を行うことに重点をおく。

<受講にあたっての前提条件>
1年次の必修英語科目(Basic English I/IIおよびBasic Communication I/II)で学んだ内容を理解していること。本来高等学校までに身につけるべき学力が不足する学生に対しては、学習支援センターにて正課外で支援を受け、不足を補うこと。

<具体的な到達目標>
英語を用いて論文をまとめ、パワーポイントを使って発表を行うことを中心に行っていく。
その過程で必要となるアカデミックレベルでの語彙・文法・構文を習得する。
これらの活動を通して、研究活動を意識した、研究・ビジネスレベルでの実践的な英語使用ができる。
クラスメートとの意見交換や相互評価を通して、自分の英文の構成や内容を深め、コミュニケーション能力を高める。

<授業計画及び準備学習>
第1回 前期アンケートの結果と後期の授業について
“We Are the World”を通して世界の飢餓問題を考える。

第2回 Global Issueに関連した資料をもとに、問題意識を深める。
準備学習:前回の復習と前回の授業で指示された課題

第3回 Unit 10: You, Helping Solve World (Global) Problems (1) : Getting Ready:グローバルな課題とその現状について、資料を収集し友達と話し合う。
準備学習:前回の授業で指示された課題。

第4回 Unit 10: You, Helping Solve World (Global) Problems (2) Words and Phrases:「グローバな課題を一つ取り上げ、その現状と解決策をまとめる」というwritingに必要な語彙やフレーズを学ぶ。
準備学習:前回の授業で指示された課題。

*第5回 Unit 10: You, Helping Solve World (Global) Problems (3) Writing Draft:「グローバな課題を一つ取り上げ、その現状と解決策をまとめる」というwritingの下書きを、グループワークを通して完成させる。
*エッセイに必要な語彙・フレーズの復習テスト
準備学習:復習テストの準備と下書きに必要な資料の準備。

*第6回 Unit 10: You, Helping Solve World (Global) Problems (4)Writing 1:Global Issues:与えられた資料を参考にして授業内でテーマに沿った英文エッセイを書く。
準備学習:エッセイが書けるように評価の観点に注意して下書きを復習しておく。

*第7回 Unit 10: You, Helping Solve World (Global) Problems (5) Presentation 1: Global Issues:8-10人がテーマに沿った英語のプレゼンテーションをし、質疑応答を行う。
準備学習:プレゼンターは評価の観点に注意してしっかり準備する。

*第8回 Unit 10: You, Helping Solve World (Global) Problems (6) Presentation 2: Global Issues:8-10人がテーマに沿った英語のプレゼンテーションをし、質疑応答を行う。
準備学習:プレゼンターは評価の観点に注意してしっかり準備する。

第9回 Unit 9: You, inventor (1) : Getting Ready:30年後の未来にはどんな発明がされているか友達と話し合いながらアイデアを出す。
準備学習:前回の授業で指示された課題。

第10回 Unit 9: You, inventor (2) Words and Phrases:今回はwriting1で取り上げたグローバな課題を解決するためにはどのような発明が必要かをテーマに書く。この授業ではそのために必要な語彙やフレーズを学ぶ。
準備学習:前回の授業で指示された課題。

*第11回 Unit 9: You, inventor (3) Writing Draft:「グローバな課題を解決するための発明」というwritingの下書きを、グループワークを通して完成させる。
*エッセイに必要な語彙・フレーズの復習テスト
準備学習:復習テストの準備と下書きに必要な資料の準備。

*第12回 Unit 9: You, inventor (4)Writing 1:Invention to Solve a Global Problem:与えられた資料を参考にして授業内でテーマに沿った英文エッセイを書く。
準備学習:エッセイが書けるように評価の観点に注意して下書きを復習しておく。

*第13回 Unit 9: You, inventor (5) Presentation 3: Invention to Solve a Global Problem:8-10人がテーマに沿った英語のプレゼンテーションをし、質疑応答を行う。
準備学習:プレゼンターは評価の観点に注意してしっかり準備する。

*第14回 Unit 9: You, inventor (6) Presentation 4: Invention to Solve a Global Problem:8-10人がテーマに沿った英語のプレゼンテーションをし、質疑応答を行う。
準備学習:プレゼンターは評価の観点に注意してしっかり準備する。

第15回 GTEC
準備学習:後期の総復習など。

<成績評価方法及び水準>
成績評価の70%は授業での評価、30%はGTECの成績による。
授業での評価は以下の3つの課題の合計点60以上が合格。ただし、特別な事情がない限り3回以上欠席した学生は履修放棄とみなし、成績評価は行わない。なお遅刻は3回で1回の欠席とみなす。
1) ライティング(60%:30点×2回):学期中にテーマに沿った英文エッセイを2本書く。評価は1: Content=内容(8点)、2:Structure=構成(8点)、3:Accuracy=正確さ(7点)、4:Fluency=流暢さ(7点)の4つの観点で行う。
2) プレゼンテーション(20%):書いたエッセイの内容をパワーポイントを使ってわかりやすくまとめ英語で発表する(各自学期に1回)。評価は1:organizational aspects=構成・コンテンツなど、2:oral aspects=流暢さ・発音・声の大きさなど、3:physical aspects=アイコンタクト・ジェスチャー・姿勢など、4:visual aspects=パワーポイントなどの視覚資料の4つの観点(5点×4=20点)で行う。またクラスメートから評価してもらったり、クラスメートと質疑応答を行ったりする。
3) 復習テスト(20%)では各ライティング課題で重要な語彙や構文が出題される。(10点×2回)

<教科書>
Moving on with English (NAN’UN-DO)

<参考書>
参考資料を授業中に適宜配布する。

<オフィスアワー>
水曜日 11:00−13:00(八王子校舎総合教育棟1S-320室)
*金曜日も八王子校に来ています(お昼休み可)。
*事前に電子メールで連絡をください。(motoko_abe@cc.kogakuin.ac.jp)

<学生へのメッセージ>
授業には必ず辞書を持参すること。指示された準備学習をしっかりして授業に臨むこと。


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