2014年度工学院大学 第1部電気システム工学科
○電気磁気学演習II(Exercises in Electromagnetism II)[3455]
1単位 於保 英作 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 電気磁気学演習IIでは、電気磁気学II(含むIの内容)で学ぶ諸現象と少なくない知識が、演習を通して確実に自分のものになること、加えて、電気磁気学I、II修得後に学ぶ各専門科目をスムーズに理解するための基礎力が身につくことが必要である。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「電気磁気学II」を履修中,もしくは,履修したことがあること
- <具体的な到達目標>
- 「電気磁気学II」で理解する磁界について,具体的な諸量の計算ができるようになる.
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 電気磁気学Iで学んだ磁界関連計算の復習
2. アンペールの法則 3. ビオサバールの法則 4. ローレンツ力,電磁力,磁界と重ね合わせの理,回転トルク 5. 磁界内を運動する導体の誘導起電力,ファラデーの電磁誘導の法則 6. 交流発電機,変圧器 7. 相互誘導,自己誘導 8. インダクタンスの計算 9. 磁気(磁界の)エネルギー,インダクタンスと抵抗を含む回路の過渡現象 10. 磁化の強さ,強磁性体(磁界の強さ,磁束密度,ヒステリシス損) 11.磁気回路 12.電気磁気学に関する応用問題 13.変位電流、、ラプラス、ポアソンの方程式 14.電界と磁界の基本法則、電磁波のエネルギー、ポインティングベクトル 15.学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として,定期試験と演習内容(毎回提出)を総合し評価,60点以上の者に単位を認める.評価のウエイトは,定期試験を80%,演習内容を20%とする.ただし,演習を頻繁に欠席するような者については履修放棄とみなし,定期試験の評価はおこなわない.
- <教科書>
- 演習問題のプリントを配布する
- <参考書>
- <参考書>「基礎電磁気学」山口昌一郎(電気学会)
- <オフィスアワー>
- 前期水曜日 11:00〜12:30、13号館303
- <学生へのメッセージ>
- 演習を通して難解な部分が含まれる電気磁気学をマスターしてください。電気工学科として役に立つ考え方が沢山詰まっています。授業の内容だけでなく自発的な学習(含予習復習)が大切です。質問も歓迎します。
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