2014年度工学院大学 第1部電気システム工学科

ドイツ語I(German I)[1156]

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2単位
柳  勝己 非常勤講師  
最終更新日 : 2015/02/13

<授業のねらい>
ドイツ語に触れることによってドイツ、オーストリア、スイスなどドイツ語圏への距離を縮める。前期でドイツ語検定試験(独検)5級、後期で同4級の合格を目指す。ドイツ語の基礎的な文法知識を身に着け、辞書片手に文章を理解し、簡単な文章を作れる。読み書き出来る文章はゆっくりでも正確に話せる。指定座席のペアと学習することによって仲間を増やす。文法の学習に余裕が出来た場合にはドイツに関する様々な資料を通して世界の様々な文化、社会を知り、自らの環境を再考する。

<受講にあたっての前提条件>
日本語で書かれた教科書を一人で読み込み、人が話すことの要点をメモし、まとめ、内容を理解し、分からない点をペア同士で相談、及び教師に質問出来ること。ローマ字を読める必要はあるが、英語の能力は関係ない。

<具体的な到達目標>
ドイツ語の綴りを発音し、文章として読める。動詞を人称変化させることで現在形の文章を作れる。名詞の性と格に応じて冠詞を適切に扱える。平叙文、疑問文を使いこなせる(以上、ドイツ語検定試験5級)。名詞、代名詞と冠詞の変化すべてを習い、前置詞を扱い、分離動詞、助動詞も使いこなせる。命令形を使える(以上、4級)。最後に、3級の範疇に入るが、過去形、完了形、受動態の文章を作れる。

<授業計画及び準備学習>
前期
第1回 登録者抽選、オリエンテーション、ドイツ語のアルファベート
第2回 第1章 発音
第3回 第2章 動詞の人称変化
第4回 第2章 文の作り方
第5回 第3章 名詞の性と冠詞
第6回 第3章 名詞と冠詞の格
第7回 3人称の人称代名詞と疑問代名詞、疑問副詞
第8回 第4章 複数形の作り方
第9回 第4章 複数形の使い方
第10回 第5章 定冠詞類
第11回 第5章 不定冠詞類
第12回 不規則変化動詞
第13回 ドイツ文化紹介
第14回 前期の復習とまとめ
第15回 学習成果の確認(前期末試験)
後期
第1回 複合的な疑問詞 
第2回 第6章 前置詞
第3回 第6章 3・4格支配の前置詞
第4回 第7章 人称代名詞、再帰代名詞
第5回 第8章 話法の助動詞
第6回 第8章 未来形
第7回 分離動詞
第8回 命令形 
第9回 三基本形
第10回 第9章 過去形
第11回 第10章 現在完了形
第12回 第11章 受動文
第13回 ドイツ文化紹介
第14回 後期の復習とまとめ
第15回 学習成果の確認(後期末試験)
準備学習:大学では各回の授業に備えて120分の準備学習が要求される。毎回、授業内容の復習は必須。復習しないと、人は学んだことを忘れる故。その上で、課された宿題をこなすこと。更に、指示された箇所の予習をすること。以上のことを守れない者には受講を断る。

<成績評価方法及び水準>
前期・後期末に行なう試験で平均60点以上の者のみを合格とする。宿題は点検するが、出席点は考慮しない。また授業の成績に関わらず、年2回行われるドイツ語検定試験4級に合格した者には単位を認定する。

<教科書>
在間進:「独検5級・4級・3級対応 ドイツ語文法」(三修社)。

<参考書>
指定参考書はない。しかし独和辞典は毎回必ず持参すること。一年間だけ学ぶ者には2、3千円のものを、それ以上ドイツ語と関わるつもりの者には4千円以上のもの(同学社:アポロン/三修社:アクセス/小学館:クラウン/郁文堂:独和辞典など)を薦める。電子辞書は原則認めない。

<オフィスアワー>
月曜1、2、3時限、木曜4時限。授業前後の休み時間、教室または講師控室。

<学生へのメッセージ>
焦る必要はありませんが、4年間の学生生活の間に一生の支えになる普遍的な事柄に出会えると良いですね。普遍的とは複数のジャンルにおいて通用するということです。そういう出会いがあるとそれまでの自分が変わります。勉強でも日常生活でも分け隔てなく総合的に考えてみて下さい。


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