2014年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
計量管理(Material Accounting)[5E07]
2単位 佐藤 大輔 非常勤講師
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 化学系の資格である「環境計量士」の受験を念頭におき、受験科目のうち重要な部分を占める「計量管理」の知識を体系的に学ぶ。知識の全体像、重点項目、自力で勉強する際の注意すべきポイントを理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 既習科目は特に前提としないが、統計学の履修あるいは並行履修することを勧める。
- <具体的な到達目標>
- 「計量管理」において、理解を要する点が習得できる。「環境計量士」受験に際して容易に自習可能なレベルとする。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1回講義:計量管理とは、量と単位及びトレーサビリティ
第2回講義:測定値の記録と計算 第3回講義:データのまとめ 第4回講義:確率分布 第5回講義:不偏推定量と標本分布 第6回講義:信頼区間の推定 第7回講義:誤差と不確かさ 第8回講義:検定 第9回講義:回帰分析 第10回講義:分散分析 第11回講義:実験計画法 第12回講義:校正とSN比 第13回講義:サンプリングと抜き取り検査 第14回講義:管理図と信頼性、自動制御の基礎 第15回:試験
- <成績評価方法及び水準>
- 出席率が66%以上で定期試験の得点が60点以上を合格とする。
ただし、定期試験の得点が非常に高い場合には出席率が規定の値を下回っていても合格することがある。また、出席率が100%であったからといって加点することはない。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 石井明、木股雅章、金子透、メカトロニクス計測の基礎、コロナ社
栗原伸一、入門統計学、オーム社
- <オフィスアワー>
- メールで適宜質問可能とする。
satoh.daisuke@lab.ntt.co.jp
- <学生へのメッセージ>
- 本科目は統計学と深く関わりがあり、統計学の講義を未受講の場合は、本講義と並行して受講することを勧める。
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