2014年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
数学演習II(Exercises in Mathematics II)[4112]
1単位 岸 俊晴 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 問題演習を通じて、「数学II」で学んだ定義、定理や公式を身につける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「数学演習I」を受講していること。
- <具体的な到達目標>
- ○ 基本的な関数の Taylor 展開を求めることが出来る。
○ 置換積分法や部分積分法を用いて、基本的な関数の原始関数を計算できる。 ○ 二変数関数の極値を求めることができる。
- <授業計画及び準備学習>
- 【第1週】アルキメデスの数学(ガイダンス)
準備学習:「数学演習I」の内容を整理しておくこと。 【第2週】数列 準備学習:等差数列・等比数列について学習しておくこと。 【第3週】級数 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(10進数と2進数) 【第4週】Taylor 展開・Maclaurin 展開 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(高階導関数) 【第5週】Riemann 積分 準備学習:シグマ記号について復習しておくこと。 【第6週】置換積分法 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(原始関数) 【第7週】部分積分法 準備学習:部分積分法について学習しておくこと。 【第8週】三角関数の積分 準備学習:2倍角の公式・半角の公式について復習しておくこと。 【第9週】有理関数の積分 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(有理関数の積分) 【第10週】様々な関数の定積分 準備学習:第6週から第9週までの内容を復習しておくこと。 【第11週】広義積分とその応用 準備学習:第3週、第8週、第10週の内容を復習しておくこと。 【第12週】二変数関数とそのグラフ 準備学習:配布プリントの内容を理解しておくこと。 【第13週】二変数関数の極値 準備学習:配布プリントの内容を理解しておくこと。 【第14週】総合演習 準備学習:配布プリントの問題を解いておくこと。 【第15週】学習成果の確認(試験) 準備学習:前回までの総復習を行うこと。
- <成績評価方法及び水準>
- 「定期試験の点数」(A)と「演習問題への取り組み状況」(B)の合計により評価を行う。60点以上を合格とする。配点の内訳は以下の通り。
A 定期試験:(100点満点)× 0.8。ただし、小数点以下は切り捨て。 B 演習問題への取り組み状況:講義時間中に毎回行う小テスト(2点満点)の合計。ただし、20点を超えた分は切り捨て。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 木曜日3限終了までの休み時間、八王子校舎1号館講師室。
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