2014年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科

数学演習I(Exercises in Mathematics I)[4110]

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1単位
岸  俊晴 非常勤講師  
最終更新日 : 2015/02/13

<授業のねらい>
問題演習を通じて、「数学I」で学んだ定義、定理や公式の理解を身につける。

<受講にあたっての前提条件>
初等関数(指数関数、対数関数、三角関数など)について、基本的な公式や性質を理解していること。

<具体的な到達目標>
○ 基本的な関数の極限を計算できる。
○ 積・商・合成関数の微分法を組み合わせて、様々な関数の導関数を求めることが出来る。
○ 微分法を利用し、関数のグラフの概形を理解する。
○ 接線を利用し、平方根等の近似値を計算できる。

<授業計画及び準備学習>
【第1週】微分・積分の概要
 準備学習:高校の教科書における微分・積分の内容を整理しておくこと。
【第2週】関数とグラフ
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(関数の定義、偶関数・奇関数、合成関数)
【第3週】指数関数と対数関数
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(逆関数の定義と性質、指数・対数)
【第4週】三角比・三角関数
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(三角比、弧度法)
【第5週】極限と連続性
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(極限の定義)
【第6週】極限の計算
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習)
【第7週】微分の定義
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習)
【第8週】微分の計算(積の微分、商の微分)
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(公式の証明)
【第9週】微分の計算(合成関数の微分等)
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(予習)
【第10週】L'Hôpital の定理
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習)
【第11週】微分法の応用(極大・極小)
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習、予習)
【第12週】微分法の応用(変曲点、接線の方程式)
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(予習)
【第13週】微分法の応用(近似値計算)
 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習)
【第14週】総合演習
 準備学習:配布プリントの問題を解いておくこと。
【第15週】学習成果の確認(試験)
 準備学習:前回までの総復習を行うこと。

<成績評価方法及び水準>
「定期試験の点数」(A)と「演習問題への取り組み状況」(B)の合計により評価を行う。60点以上を合格とする。配点の内訳は以下の通り。

A 定期試験:(100点満点)× 0.8。ただし、小数点以下は切り捨て。
B 演習問題への取り組み状況:講義時間中に毎回行う小テスト(2点満点)の合計。ただし、20点を超えた分は切り捨て。

<教科書>
指定教科書なし

<参考書>
指定参考書なし

<オフィスアワー>
木曜日3限終了までの休み時間、八王子校舎1号館講師室。


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