2014年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
物理学基礎演習(Basic Exercises on Physics)[2108]
1単位 並木 則和 教授 [ 教員業績 JP EN ] 酒井 裕司 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 環境システム工学の基礎となっている物理学基礎(主として力学)を理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校で物理I,IIを履修しなかった学生,またはこれらの科目に自信の無い学生を対象とする。
- <具体的な到達目標>
- 力学の基礎となる運動方程式および運動量保存則,エネルギー保存則に関する計算問題に関して,自分で式を立てて解けること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.授業の概要説明,理解度チェック
準備学習:高校の「物理学I」の教科書の力学の法則の復習をしておくこと。 2.速度と速さ(速度の分解,合成,相対速度) 準備学習:基礎理解度チェック試験のできなかった箇所を復習しておくこと。 3.等速直線運動と等加速度運動(v-t線図,x-t線図,加速度の定義,速度の重要3公式) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 4.重力による1次元運動(自由落下および投げ上げ運動) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 5.放物運動(水平投射と斜方投射) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 6.力と簡単な運動方程式(運動の法則,作用・反作用の法則,摩擦の無い場合直線運動) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 7.運動方程式の応用I(摩擦の無い斜面での運動,滑車がある場合の運動) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 8.中間演習 準備学習:今までの演習問題を総合的に復習しておくこと。 9.運動方程式の応用II(摩擦のある場合の直線運動と斜面での運動,バネの運動) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 10.仕事とエネルギー(仕事の定義,仕事率,仕事とエネルギーの関係) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 11.力学的エネルギー(位置エネルギーと運動エネルギー,弾性エネルギー) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 12.力学的エネルギー保存の法則(エネルギー保存則と運動方程式,エネルギーが保存されない場合) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 13.運動量と力積(運動量保存の法則,合一および分裂した場合の運動) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 14.衝突(跳ね返り係数,弾性衝突,非弾性衝突) 準備学習:前回の演習問題のできなかった箇所を復習しておくこと。 15.総合演習 準備学習:中間試験以降の演習問題を総合的に復習しておくこと。
- <成績評価方法及び水準>
- 中間試験(40点)および期末試験(40点)毎回の講義後に行う小テスト(20点)の結果を集計し,60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 「指定教科書なし」
補助プリントを配布する。
- <参考書>
- 高校教科書「物理I」「物理II」
- <オフィスアワー>
- 授業終了後1時間。それ以外でもメールで約束の上対応可。
E-mail:nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp(並木),sakai@cc.kogakuin.ac.jp(酒井)
- <学生へのメッセージ>
- 化学基礎実験Iで使用する関数電卓を持参すること。
後期に始まる物理Iの導入科目の位置づけとなる。わからないことは,その場で理解できるようにすること。質問に来ることも大歓迎です。
- <備 考>
- この授業の理解が困難な学生は,学習支援センターの「基礎講座」や「個別指導」を受講すること。また,学科指定の電卓を持参すること。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2014 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|