2014年度工学院大学 第1部応用化学科
創薬化学(Medicinal Chemistry)[2D05]
2単位 南雲 紳史 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 有機化学、生物化学で学んだ知識をもとに、新しい医薬品を創り出していくプロセスを理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 2年次までの有機化学と生物化学をしっかり理解している事。
- <具体的な到達目標>
- 医薬品が作用する部位を列挙できる。
生体高分子の構造的特徴を記述することができる。 構造活性相関と作用機序を理解できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.総論:薬はどのように作用するか
2.酵素に対する薬物の作用 3.受容体での薬物の作用 4.受容体構造とシグナル伝達 5.核酸に対する薬物の作用 6.抗菌剤の種類 7.スルホンアミド類の構造活性相関と作用機序 8.ペニシリン類の構造活性相関と作用機序 9.耐性菌に有効な抗菌剤の開発 10.交感神経と副交感神経 11.コリン作動薬 12.誘導適合理論 13.抗コリン作動薬 14.抗コリンエステラーゼ薬 15.学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 全開講数の3分の2以上を出席した上で、定期試験の成績が60点以上の者に対して単位を認める。ただし、講義中におこなう演習問題の内容を最大5%(合格点に対する)まで加味する。
- <教科書>
- プリントを配布する。
- <参考書>
- 「メディシナルケミストリー」北川勲、柴崎正勝、富岡清監訳(丸善)
- <オフィスアワー>
- 火曜日の講義終了後から20時ぐらいまで
20階2068号室
- <学生へのメッセージ>
- 有機化学、生物化学の基礎的知識を有していることが前提となる科目ですので、これらの科目の総復習をおこなっておいてください。
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