2014年度工学院大学 第1部応用化学科
○物理化学演習II(Practice of Physical Chemistry II)[2453]
1単位 飯田 肇 講師 [ 教員業績 JP EN ] 奥村 和 教授 [ 教員業績 JP EN ] 菅原 康里 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 化学平衡、化学反応速度論について、実際に問題を解くことを通じて実践的な力を身につける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 化学基礎実験I,IIの演習の内容を理解しておくこと。
物理化学Iおよび物理化学演習Iの内容を理解しておくこと。 物理化学IIを履修すること。
- <具体的な到達目標>
- ・化学平衡の基礎概念を理解し、それに関連した問題を解くことができる。
・反応速度式と速度定数の定義を理解し、それに関連した問題を解くことができる。 ・反応速度式を用いて,所定の反応時間が経過したときの反応率および所定の反応率に到達するために必要な反応時間が計算できる。 ・反応速度の温度依存性を理解し,反応速度に及ぼす反応温度の効果が計算できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週 実力テスト
出題範囲:高校化学の化学II「物質の構造と化学平衡」、化学基礎実験IIの演習「化学平衡」 趣旨:本講に関係する高校化学、化学基礎実験の演習の内容の習熟度を確認する。 第2週 6 化学平衡(平衡定数,化学平衡の計算,平衡の移動と解離熱,固相を含む系の平衡) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第3週 6 化学平衡(平衡定数とギブスエネルギー,平衡定数の温度依存性) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第4週 6 化学平衡(平衡定数,ギブスエネルギー) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第5週 中間テスト1 出題範囲: 第2週から第4週の範囲 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第6週 8 化学反応速度(1次反応) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第7週 8 化学反応速度(反応次数) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第8週 8 化学反応速度(反応速度) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第9週 8 化学反応速度(2次反応) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第10週 中間テスト2 出題範囲:第6週から第9週の範囲 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第11週 8 化学反応速度(反応機構) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第12週 8 化学反応速度(反応速度の諸因子) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第13週 8 化学反応速度(反応速度の諸因子) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第14週 8 化学反応速度(反応速度の諸因子) 課題:指定された問題を解き、レポートとして提出すること。 第15週 期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- 1. すべてのレポートを提出し、かつ12回以上の出席した者を履修とする。
2. 各回の課題をすべて提出し、課題、中間試験、期末試験の成績を総合的に評価して60点以上の者を合格とする。
- <教科書>
- 書 名:演習 物理化学[新訂版]
著者名:渡辺 啓 著 出版社:サイエンス社 ISBN: 4-7819-1070-X
- <参考書>
- 書 名:アトキンス 物理化学 (上)(下) 第8版
著者名:P.W.Atkins、J.de Paula 著、千原秀昭、中村亘男 訳 出版社:東京化学同人 ISBN: 978-4807906956/978-4807906963
- <オフィスアワー>
- 火曜日 授業時間前後30分 奥村(12号館1-208室)、菅原(17号館17-351室)、飯田(12号館12-105室)
- <学生へのメッセージ>
- 物理化学演習IIは、化学技術者が取り扱う化学反応を定量的に考えるための手順を修得するための内容です。この演習では習熟度に応じて適切な指導ができるように計らっています。
- <備 考>
- 授業には、教科書とノート、関数電卓を必ず持参してください。
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