2014年度工学院大学 第1部応用化学科
△分析化学II(Analytical Chemistry II)[2357]
2単位 長島 珍男 非常勤講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 万能の分析機器はない,それぞれの長所を生かした手法を効果的に利用していかねばならない。それには少なくとも原理の異なる数多くの方法を知っておく必要がある。本講義では、分析方法の中で最も汎用されている光分析とクロマトグラフィーについて解説する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 基礎的な物理化学の知識を習得していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- 分析方法の中で最も汎用されている光分析とクロマトグラフィーの基礎知識について習得することを目的とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 機器分析とは何か(身近な吸光現象)
2. 吸光々度分析(原理と装置) 3. 吸光々度分析(可視吸光光度法の応用例) 4. 赤外吸収分析(原理と装置) 5. 赤外吸収分析(スペクトル解析) 6. 原子吸収分析(原理と装置) 7. 原子吸収分析(原子化と応用例) 8. 発光分光分析、蛍光分析法 9. クロマトグラフィーの原理・分類 10. ガスクロにおける分離機構・クロマトグラム 11. ガスクロの検出器 12. 液体クロマトグラフィーの分離機構 13. 液体クロマトグラフィーの検出器 14. 液体クロマトグラフィーの応用例 15. 学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 期末の筆記試験。
- <教科書>
- 「工学のための分析化学」長島珍男(サイエンス社)
- <参考書>
- 「入門機器分析化学」庄野利之(三共出版)
- <オフィスアワー>
- 授業終了直後
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2014 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|