2014年度工学院大学 第1部応用化学科

フランス語I(French I)[6105]

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2単位
沼田 憲治 非常勤講師  
最終更新日 : 2015/02/13

<授業のねらい>
この授業のねらいは、文法や語彙の理解を深めながら、コミュニケーションのための基本表現をマスターすることによって、実践的なフランス語を身につけることである。

<受講にあたっての前提条件>
特になし。

<具体的な到達目標>
(1)自己紹介や買い物、カフェでの注文などごく初歩的な会話をフランス語でできるようにすること。
(2)半年でフランス語検定5級に、1年後には4級に合格するだけの実力をつけること。

<授業計画及び準備学習>
1. フランス語をなぜ学ぶのか?/フランスの国旗を描く/挨拶1
2. お互いの名前を言う/人称代名詞強勢形/アルファベ/数字(1〜10)
3. 住んでいるところを言う/何語を話す/-er動詞の活用/国名と前置詞/挨拶2/疑問文の作り方/エリズィオン/復習1
4. 職業・国籍を言う/êtreの活用/男性名詞と女性名詞/数字(11〜16)/リエゾン・アンシェヌマン/小テスト1
5. ものの名前を尋ねる・答える/ 持ち物・教室にあるものを言う/挨拶3/形容詞の用法/数字(17〜20)
6. 年齢を言う/avoirの活用/否定文の作り方/否定のde/日付・曜日を言う/数字(21〜31)/復習2
7. 好きなものを言う/不定冠詞・定冠詞の用法/食べ物と飲み物/小テスト2
8. 挨拶3/allerの活用/venirの活用/行き先を尋ねる・答える/前置詞と定冠詞の縮約/数字(20〜69)
9. 所有形容詞/-er動詞のまとめ/家族について話す/誰かを尋ねる・答える/復習3/シャンソンを聴く1
10. 職業を尋ねる・答える/日課(予定)を言う/部分冠詞/小テスト3
11. ものの値段を尋ねる・答える/誰の持ち物かを言う/指示形容詞/映画を見る1
12. 乗り物に乗る/時間を尋ねる・答える/疑問形容詞/prendreの活用/位置関係を表わす/復習4
13. avoirを使った慣用表現/冠詞のまとめ/カフェで注文する/小テスト4
14. 前期の総復習
15. 夏休みの課題指示/前期試験
16. 夏休みの課題提出/前期試験の解説/動詞の活用の復習
17. 天候を尋ねる・答える/命令文の作り方/道順を尋ねる・教える/不規則動詞1/序数詞/義務の表現
18. 疑問副詞/否定のヴァリエーション/不規則動詞2/人を誘う/復習5
19. 願望の表現/可能・許可の表現/不規則動詞3/小テスト5
20. 申し出を承諾する・断る/近い未来/近い過去/道案内をする
21. 1日の生活について話す/疑問詞のまとめ/数量表現/数字(1〜20)の復習
22. 2つのものを比較する/語彙・表現のまとめ/不規則動詞のまとめ/助動詞のまとめ
23. 仏検受験対策総まとめ/仏検模擬テスト
24. -ir動詞の活用/よく使う表現1/数字(21〜69)の復習/映画を見る2
25. 買い物をする/よく使う表現2/数字(60〜79)/シャンソンを聴く2
26. 過去の出来事について話す1/数字(80〜100)/復習6
27. 過去の出来事について話す2/過去分詞/人物を描写する/小テスト6
28. 過去の状態について話す/生まれた年を言う/数字(100〜1000)
29. 後期の総復習
30. 1年間を振り返って/後期試験

<成績評価方法及び水準>
評価は以下のような配分で行う。
1 前期末試験(30%)、2 後期末試験(30%)、3 小テスト(20%)、4 宿題・レポート(10%)、5 授業への参加具合(10%)
前・後期末試験は、履修人数によっては、筆記試験に加え口頭試験も実施する。仏検5級もしくは4級を受験した人は、合否にかかわらず、成績評価の際にさらに加点する。

<教科書>
『大好き、フランス語!/ J’adore le français! 』(ミレイユ・ラサモエラ/中川高行著、朝日出版社)定価2200円。

<参考書>
仏和辞典を用意すること。プチ・ロワイヤル仏和辞典(旺文社)、ディコ仏和辞典(白水社)のいずれかを勧めるが、自分で気に入ったものがあれば、他のものでもよい(電子辞書も可)。

<オフィスアワー>
授業終了後。

<学生へのメッセージ>
この授業では、仏検5級もしくは4級を積極的に受験することが求められる。
まずは、フランス語の発音は難しいというイメージを是非とも取り去ってほしい。間違いを恐れずに、大きな声で、自信を持って発音してみよう。教科書にはCDも付いているので、授業中はもちろん、予習・復習に積極的に活用してほしい。また、教科書以上に重視して欲しいのは、ノートである。授業中板書したことは、しっかりとノートをとり、試験に備えてほしい。ただし、発音練習や対話練習のときは、ノートを見ないように。書く作業と話す作業をきちんと区別しよう。
授業では随時、シャンソンを聴いたり、ビデオを見たりする他、教師の実体験に基づくフランス文化の紹介も行う。フランスの「ことば」ばかりでなく、「文化」にも興味をもってほしい。


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