2014年度工学院大学 第1部応用化学科
数学演習I(Exercises in Mathematics I)[4307]
1単位 岸 俊晴 非常勤講師
- <授業のねらい>
- 問題演習を通じて、「数学I」で学んだ定義、定理や公式を身につける。
- <受講にあたっての前提条件>
- 初等関数(指数関数、対数関数、三角関数など)について、基本的な公式や性質を理解していること。
- <具体的な到達目標>
- ○ 基本的な関数の極限を計算できる。
○ 積・商・合成関数の微分法を組み合わせて、様々な関数の導関数を求めることが出来る。 ○ 微分法を利用し、関数のグラフの概形を理解する。 ○ 接線を利用し、平方根等の近似値を計算できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 【第1週】微分・積分の概要
準備学習:高校の教科書における微分・積分の内容を整理しておくこと。 【第2週】関数とグラフ 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(関数の定義、偶関数・奇関数、合成関数) 【第3週】指数関数と対数関数 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(逆関数の定義と性質、指数・対数) 【第4週】三角比・三角関数 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(三角比、弧度法) 【第5週】極限と連続性 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(極限の定義) 【第6週】極限の計算 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習) 【第7週】微分の定義 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習) 【第8週】微分の計算(積の微分、商の微分) 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(公式の証明) 【第9週】微分の計算(合成関数の微分等) 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(予習) 【第10週】ロピタルの定理 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習) 【第11週】微分法の応用(極大・極小) 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習、予習) 【第12週】微分法の応用(変曲点、接線の方程式) 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(予習) 【第13週】微分法の応用(近似値計算) 準備学習:配布プリントの課題に取り組んでおくこと。(復習) 【第14週】総合演習 準備学習:配布プリントの問題を解いておくこと。 【第15週】学習成果の確認(試験) 準備学習:前回までの総復習を行うこと。
- <成績評価方法及び水準>
- 「定期試験の点数」(A)と「演習問題への取り組み状況」(B)の合計により評価を行う。60点以上を合格とする。配点の内訳は以下の通り。
A 定期試験:(100点満点)× 0.8。ただし、小数点以下は切り捨て。 B 演習問題への取り組み状況:講義時間中に毎回行う小テスト(2点満点)の合計。ただし、20点を超えた分は切り捨て。
- <教科書>
- 指定教科書なし
- <参考書>
- 指定参考書なし
- <オフィスアワー>
- 木曜日3限終了までの休み時間、八王子校舎1号館講師室。
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