2014年度工学院大学 第1部応用化学科
○有機化学I(Organic Chemistry I)[4106]
2単位 南雲 紳史 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい>
- 有機化合物の性質と有機反応の原理を理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 高校の化学の教科書を十分に理解していること。特に、原子、分子、結合の項目と有機化学。
- <具体的な到達目標>
- 構造式を正しく書ける。
構造式を見て、基本的な性質を理解できる。 極性反応の基本的な原理を理解できる。 化合物がとる立体構造がイメージできる。 アルケンの付加反応を理解できる。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 有機化合物の化学結合
2. 混成軌道(1) 3. 混成軌道(2) 4. 結合の極性 5. 有機化合物の酸性と塩基性 6. アルカンの立体配座 7. シクロアルカンの立体配座(1) 8. シクロアルカンの立体配座(2) 9. アルケンの電子構造、幾何異性体 10. 反応機構:有機電子論(1) 11. 反応機構:有機電子論(2) 12. アルケンの付加反応 13. マルコウニコフの法則 14. アルケンの酸化還元反応 15. 学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 全開講数の3分の2以上を出席した上で、定期試験の成績が60点以上の者に対して単位を認める。ただし、講義中におこなう演習問題の内容を最大5%(合格点に対する)まで加味する。
- <教科書>
- マクマリー有機化学概説(東京化学同人)
HGS分子構造模型(丸善)
- <参考書>
- 講義中に紹介する。
- <オフィスアワー>
- 講義中に述べる。
- <学生へのメッセージ>
- 有機化学では分子の立体感を身につけることが大事です。そのためには分子模型を組み立てることが最善の方策です。分子模型を必ず購入してください。
爽やかで緊張感ある講義を一緒に作り上げていきましょう。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2014 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|