2014年度工学院大学 第1部応用化学科
○化学基礎実験II(Basic Experiments in Chemistry II)[2208]
2単位 今村 保忠 教授 [ 教員業績 JP EN ] 坂口 政吉 講師 [ 教員業績 JP EN ] 飯田 肇 講師 [ 教員業績 JP EN ] 奥村 和 教授 [ 教員業績 JP EN ] 並木 則和 教授 [ 教員業績 JP EN ] 稲葉 敦 教授 [ 教員業績 JP EN ] 中尾 真一 教授 [ 教員業績 JP EN ] 赤松 憲樹 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 阿部 克也 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 菅原 康里 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | ○ | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ○ | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 化学基礎実験Iに引き続き、実験を通じて、2年次以降のすべての実験科目および卒業研究を行なう上で欠くことのできない、実験器具や化学物質の取り扱いなどの化学実験の基礎を習得するとともに、演習を通じて、数値の基本的な取り扱い方や化学反応の定量的な取り扱い方を習得する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 化学基礎実験Iで,実験を安全に進めるための基本的な態度を修得しておくこと。
- <具体的な到達目標>
- (1)ガラス器具や測定装置を正確に取り扱うことができること。
(2)種々の化学物質をその状態に合わせて取り扱うことができること。 (3)実験中に起こる種々の変化を注意深く観察し、進行中の反応を洞察する習慣をつけること。 (4)実験結果や考察などの項目を正確に記述したレポートを作成できること。 (5)基礎的な化学計算問題を解くことができること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.化学基礎実験IIの全体説明,実験上の注意
2.中和滴定II-1(塩酸標準溶液の調製と滴定による濃度決定) 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 3.有機定性反応 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 4. 化学当量 (価数,当量,規定度),化学量論式 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 5.中和滴定II-2(水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの混合物の定量) 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 6.タンパク質 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 7.化学平衡 (平衡定数,電離平衡) 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 8.陽イオンの定性反応(Na2S法、各個反応) 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 9.多糖類 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 10.物質収支I(化学反応を伴わない収支) 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 11.陽イオンの定性反応(Na2S法E類、系統分析) 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 12.溶解、中和と熱 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 13.物質収支II(化学反応を伴う収支) 準備学習:実験書の指定された部分を熟読してくること。 14.予備日 15.定期試験(筆記試験) 準備学習:演習で学習した内容を復習してくること。
- <成績評価方法及び水準>
- 実験(演習)項目ごとのレポート(課題)の提出・採点結果、実験ノートの内容評価、および筆記試験を総合して評価し、60点以上の者に対して単位を認める。
- <教科書>
- 学科作成の実験書を用いる。
- <参考書>
- 必要に応じ,時間中に指示する。
- <オフィスアワー>
- 後期 火曜日 16:30〜18:00 八王子キャンパス17号館303室
- <学生へのメッセージ>
- ・体調管理に留意し、毎週出席すること。
・予習を必ず行なうこと。 ・注意事項を守り、安全かつ正確に実験できるように心掛けること。 ・提出物は期限内に必ず提出すること。 ・わからないことはそのままにせず、質問すること。
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