2014年度工学院大学 第1部機械システム工学科

運動・スポーツ総論(General Studies of Exercises and Sports)[4D15]

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2単位
数馬 広二 教授  [ 教員業績  JP  EN ]
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
私達にとって、運動・スポーツは、かけがえのない文化の一つであることをより幅広く理解する。
外国における考え方やスポーツ文化をみる一方で、日本における身体文化の大切さを理解する。

<受講にあたっての前提条件>
特に必要としない。

<具体的な到達目標>
半期間の履修を通して、運動・スポーツが、文化の一つであることをより幅広く理解できる。
また外国における考え方やスポーツ文化をみる一方で、日本における身体文化の大切さを理解できる。

<授業計画及び準備学習>
1.[ガイダンス]
   運動とスポーツの違い

2.[オリンピックの考え方]
  2020年東京オリンピックに向けて   
 準備学習:前回オリンピック大会の種目数・参加人数を調べておくこと

3.[スポーツの見方] 
  .[あそびとスポーツ]あそびの概念
    準備学習:「sport」の語義について調べておくこと。

4.[初心者の上達と身体感覚]最初は下手でよい。うまくなるとは?
   準備学習:「上達曲線」について調べておくこと。

5.[運動学習について]
  「たくみ」の構造を知る。
   準備学習:「たくみ」という漢字とその意味を調べておく。

6.[スポーツの国際的普及の様子]
   準備学習:世界におけるスポーツの普及を調べておくこと。
   
7.[日本的トレーニングの方法論]・「守・破・離」や「型」について〜視聴覚教材を通して〜
   準備学習:「型」の語義について調べておくこと。

8.[身体と健康について] 身体とは身心一元論と心身二元論

   準備学習:自分自身の現在における体重、身長、スポーツ・運動の頻度を確認しておく。
        デカルトの身心論について予習しておく。

9.[健康とは]WHO「健康の定義」
  「養生」・・長生きをする仙人の呼吸。ハラを意識した呼吸法。年齢による歩き方の変化。
   準備学習:上虚下実(じょうきょかじつ)について調べておく。

10.[体力とは]
   準備学習:体力の語義について調べておくこと。

11.[身体運動の量と効果](年齢と運動量)
   準備学習:自分の平常時の心拍数を把握しておく。

12.[精神の安定と運動](A型スクリーニングテスト)
   準備学習:自分の得意なスポーツ・不得意なスポーツを知っておくこと。

13. [けがをしないスポーツ 1]ストレッチ運動、準備運動 筋力アップの方法 施設整備
    準備学習:安全にスポーツをするための施設整備について100字以内で書く準備をしておくこと。

14.[けがをしないスポーツ 2]熱中症 人工呼吸法 RICE法
    準備学習:怪我をした経験と対処方法を100字以内で書ける準備をしておくこと。

15.学習成果の確認(試験)
    

<成績評価方法及び水準>
準備学習:前回までの総復習を行いこと。
<成績評価方法及び水準>原則として定期試験で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。ただし、試験の点数が50点以上60点未満の場合、毎週授業中の小レポートの内容が単位認定相当と判断される場合には最終成績を60点とする。

<教科書>
特になし。授業時にプリントを配布します。

<参考書>
授業中に紹介します。

<オフィスアワー>
新宿校舎は月曜日(11時〜12時)に高層棟2717保健体育科事務室へ来室するか、連絡をしてください。
八王子校舎は火曜日(12時30分〜13時10分)に体育館教員控室に来室するか連絡をしてください。

<学生へのメッセージ>
論述試験や小レポートでは、漢字を使用しきれいに書くこと、運動やスポーツに注目した内容であることを条件とします。


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