2014年度工学院大学 第1部機械システム工学科
応用プログラミング演習(Applied Exercise in Programming)[3E09]
1単位 羽田 靖史 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
○ | 1. 基礎知識の習得 | ◎ | 2. 専門分野知識の習得 | | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 企業等での開発設計環境の多くはUnix、Linuxベースであり、これらOSの基本的な操作方法、OS上で動作するシェルスクリプトの習得は、これからのエンジニアにとって必須のスキルといえる。本講義では、Unix、Linux OSの基本的な操作方法について演習を交えて学びつつ、シェルスクリプト言語を身につける。実際の
開発設計ではC言語とスクリプト言語を相補的に組み合わせてプログラミングを行うことも多いため、具体的な例も数多く紹介したい。簡単な問題なら容易にシェルスクリプトが作成でき、プログラムを実行し、結果を出力できるようにするのが当面のゴールである。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「情報処理概論及演習」「プログラミング演習」を習得していることが望ましい。
- <具体的な到達目標>
- (JABEE機械システム基礎工学プログラムの学習・教育到達目標との対応)
C2:△D1:○D2:◎
- <授業計画及び準備学習>
- 1. Unix・Linuxの基礎(アカウントの登録を行う)
準備学習:UNIX、Linuxとは何か調べておくこと。 2. Unix・Linuxの基本的な使い方 準備学習:本学計算機サーバーへのログイン、ログアウト方法を確認しておくこと。 3. テキストエディタviの使い方 準備学習:タイピングの練習をしておくこと。特にキーボード上のキーの配置に自信がない学生は確認しておくこと。 4. シェルの概念と操作 準備学習:viエディタの使い方を復習しておくこと。 5. シェルスクリプト入門(シェルスクリプトの概念、種類、使い方) 準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。 6. シェルスクリプト入門(簡単なプログラミング) 準備学習:事前に資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。 7. シェルスクリプトの概要 準備学習:スクリプト言語が世の中でどのように使われているか調べておくこと。 8. 数と文字列 準備学習:資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。 9. 条件判断 準備学習:資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。 10. 配列とリスト 準備学習:資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。 11. ハッシュ 準備学習:資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。 12. 繰り返し 準備学習:資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。 13. 正規表現 準備学習:資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。 14. ファイル操作 準備学習:資料を配布するので、よく読んで理解しておくこと。 15. 学習成果の確認(レポート作成)
- <成績評価方法及び水準>
- 課題レポートの合計で60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 毎回資料を配布する。
- <参考書>
- ブルース・ブリン著(山下哲典訳) 「入門UNIXシェルプログラミング」 ソフトバンクパブリッシング株式会社
- <オフィスアワー>
- 授業時間のあと対応する。その他の時間であればメールで受け付ける。返事をメールでするか本人に直接するかは適当に判断して対応する。メールアドレスはhad@cc.kogakuin.ac.jpである。
- <学生へのメッセージ>
- シェルスクリプトはCまたはC++言語と併用することが一般的であるため、CまたはC++言語を別途独習していただきたい。
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