2014年度工学院大学 第1部機械システム工学科
△Witing in English Advanced II[1A03]
1単位 和田 朋子 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
◎ | 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | | 4. 道徳的態度と社会性 | ○ | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 本科目では、英語でライティングを行う技能を養う。想定されるコンテクスト(場面)としては、学会発表の応募のためのアブストラクト執筆や論文執筆などのアカデミックな場面およびプロジェクトの企画書作成などのビジネスコミュニケーションの場面の2種類があり、そのどちらも扱っていく。
- <受講にあたっての前提条件>
- 2013年度後期末に実施されたGTECにおいてリスニングとリーディングの合計が200点以上程度であること。または「Writing in English Basic I」「Writing in English Basic II」および「Writing in English Advanced I」で扱われる内容が既習であること。(上記にあてはまらないけれども本科目の履修を希望する学生は担当者にメールにて相談してください)
- <具体的な到達目標>
- 国際的に受け入れられるレベルの英語で、専門分野ついて3000 words程度の論文が書けること。具体的には自身で研究の構想が立て、適切な方法でデータを収集し、その結果を考察したうえで結論を導き出すことができるようになること。そして、その内容を英語で論文化できること。(ビジネスコミュニケーションの場面についても、上記内容と同じくらいの難易度の内容の修得を行う)
- <授業計画及び準備学習>
- 後期の前半の期間で、自身が興味のあるトピックについてアンケート調査の計画を立て、実施する。後半の期間では、その結果を分析・考察し、英語で論文にまとめる。毎週の授業には、指定された教科書のページを読み、予習をして臨む(予習してきた証拠となるものの提出を毎回求める)。授業では予習してきた内容を確認し、その内容をさらに深化・発展させるための講義および活動を行う。15回分の授業計画については、下記のようなスケジュールを想定している。
第 1回目 授業の進め方・準備学習の仕方・受講の心得についてガイダンス (準備学習)シラバスを熟読してくる。
第 2回目 Researching a scientific topic Exploring science journals (準備学習)p.3 Exercise 1Cをやってくる
第 3回目 Designing an experiment Planning an experiment (準備学習)p.20およびpp.36-38を読んでくる。
第 4回目 Discussing and evaluating proposals for experiments Revising the plan of your experiment / データ収集を始める (準備学習)pp.52-53を参考にして、自身が行うリサーチの計画書を書いてくる。
第 5回目 Using citations and references in formal writing Doing background research and citing relevant references (準備学習)自身が行うリサーチの先行研究となるものを見つけてくる
第 6回目 Awareness of the register in formal writing Understanding the scientific register (準備学習)自身が行うリサーチの先行研究となるものをもとにワークシートを埋めてくる
第 7回目 Putting data together Putting the data together and analyzing them (準備学習)ワークシートのRevise / 集まったデータを集計し、自分なりにまとめてくる
第 8回目 Writing an Introduction section Understanding rhetorical functions and structure of an Introduction section (準備学習)自身のリサーチの結果と考察をレジュメにまとめてくる
第 9回目 Writing a Method section Understanding rhetorical functions and structure of a Method section (準備学習)Introductionを書いてくる
第10回目 Writing a Result section Understanding rhetorical functions and structure of a Result section (準備学習)Methodを書いてくる
第11回目 Writing a Discussion section Understanding rhetorical functions and structure of a Discussion section (準備学習)Resultを書いてくる
第12回目 Writing a Conclusion section Understanding rhetorical functions and structure of a Conclusion section (準備学習)Discussionを書いてくる
第13回目 Writing Titles and an Abstract Understanding rhetorical functions and structure of Title and an Abstract (準備学習)Conclusionを書いてくる
第14回目 Whole paper peer review (準備学習)TitleおよびAbstractを含めた最終提出物を準備してくる
第15回目: 習熟度の確認および成績評価 (準備学習)今学期に学んだことを振り返る
- <成績評価方法及び水準>
- 学期中に課される課題を評価する。
成績評価 = 毎回の課題提出(50%)+ 最終的に提出された論文(50%)
総合して60点以上を合格とする。
- <教科書>
- Active English for Science: 英語で科学する---レポート、論文、プレゼンテーション(東京大学出版会)
東京大学教養学部 ALESSプログラム 編
- <参考書>
- 「はじめての英語論文:パターン表現&文例集(増補改訂版)」(すばる舎)
和田朋子 著
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎 月曜日 13:00 - 15:00
事前に wada@cc.kogakuin.ac.jp にメールをして、アポイントをとると確実です。
- <学生へのメッセージ>
- 事前の予習および課題の準備は必須です。また、辞書(できれば電子辞書)は必ず持参してください。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2014 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|