2014年度工学院大学 第1部機械工学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[5403]

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3単位
宿谷 知弘 非常勤講師  
最終更新日 : 2015/02/13

<学位授与の方針>
1. 基礎知識の習得
2. 専門分野知識の習得
3. 汎用的問題解決技能
4. 道徳的態度と社会性
5. 創成能力

<授業のねらい>
情報処理に関する基礎的な事項を講義と演習で学習する.

前期はコンピュータの歴史やハードウェアとソフトウェアの概要を理解し,アプリケーションソフトウェアによる日本語とデータの扱い方およびコンピュータ通信や、情報倫理等を学ぶ.

後期はVisual Basic言語(VB)によるプログラミングを理解する.

<受講にあたっての前提条件>
本科目は、計算機利用の基礎を学ぶ科目であり、大学レベルの特に前提となる基礎知識は必要としない.

<具体的な到達目標>
1)計算機利用の基礎を習得する。
2)情報倫理を習得する。
3)Visual Basic 用いてプログラムの基礎を理解する。

(JABEE学習・教育目標)
 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(B)○ (C) ○ (D)◎

<授業計画及び準備学習>
計算機利用の基礎
1.本科目のガイダンスとコンピュータのハードウェア及びソフトウェアの基本構成の説明,
(キューポート(学園ポータルシステム)の個人IDおよびパスワードを持参すること)
準備学習:教科書P.1〜P.50を予習する

2.コンピュータによる電子メールと情報倫理教材に関する演習.
準備学習:教科書P.65〜P.84を予習する

3. コンピュータによる検索と情報倫理教材に関する演習.
準備学習:教科書P.51〜P.63を予習する

4. 日本語ワードプロセッサーとしてMicrosoft Wordを使用した文書の作成と編集の演習.(1)
準備学習:教科書P.85〜P.106を予習する
5. 日本語ワードプロセッサーとしてMicrosoft Wordを使用した文書の作成と編集の演習.(2)
準備学習:教科書P.85〜P.106を予習する

6. 表計算ソフトウェアとしてMicrosoft Excelを使用した数値データ処理法の演習。(1)
準備学習:教科書P.107〜P.128を予習する
7. 表計算ソフトウェアとしてMicrosoft Excelを使用した数値データ処理法の演習。(2)
準備学習:教科書P.107〜P.128を予習する

8. プレゼンテーション用ソフトウェアとしてMicrosoft Power Pointを使用した発表資料の作成。
準備学習:教科書P.129〜P.148を予習する

9. プレゼンテーション発表(1)
準備学習:教科書P.129〜P.148を予習する
10.プレゼンテーション発表(2)
準備学習:教科書P.129〜P.148を予習する

11. HTML記述によるホームページの作成(1)
準備学習:教科書P.149〜P.172を予習する
12. HTML記述によるホームページの作成。(2)
準備学習:教科書P.149〜P.172を予習する

13. LaTeXによる文章の作成,編集.(1)
準備学習:教科書P.173〜P.192を予習する
14. LaTeXによる文章の作成,編集.(2)
準備学習:教科書P.173〜P.192を予習する

15.学習成果の確認.
準備学習 前期の総復習をしておくこと

--------後期-------

プログラム言語
16. プログラムの第一歩として,VBを体験する。
準備学習:教科書第1章を予習する

17. 変数の使い方と四則演算を学ぶ。
準備学習:教科書第2章を予習する

18. 条件により実行順序を変える条件判断について学ぶ.
(Ifによる条件判断と論理演算子)
準備学習:教科書第3章を予習する

19. 繰り返し制御と条件分岐の制御のためのいろいろな構造文を学ぶ。
(For〜Nextによる繰り返しを理解する。)
準備学習:教科書第4章を予習する

20. プロシージャについて学ぶ。(Subプロシージャについて)
準備学習:教科書第5章を予習する

21.16〜20のまとめ 学習成果の確認

22.条件判断について学ぶ(Selectにおける条件判断や、乱数について)
準備学習:教科書第3章を予習する

23.繰り返し制御と条件分岐の制御のためのいろいろな構造文を学ぶ。
(Do〜Loop、While〜Wendによる繰り返しを理解する。)
準備学習:教科書第4章を予習する

24.プロシージャについて学ぶ。(Functionプロシージャについて)
準備学習:教科書第5章を予習する

25.構造を持つデータについて学ぶ(配列について).
準備学習:教科書第9章を予習する

26.文字列の処理を学ぶ。(文字列を扱う文と関数について)
準備学習:教科書第8章を予習する

27.エクセルのワークシートとのデータ交換について学ぶ。
(エクセルのワークシートとのデータ交換ができ、数値演算関数を使用できること。)
準備学習:教科書第6章を予習する

27. 再帰的呼び出しを学ぶ。
準備学習:教科書第7章を予習する

29. 24〜28の学習成果の確認
準備学習:24.〜28.の範囲を復習しておくこと

30.学習成果の確認
準備学習 後期の総復習をしておくこと

<成績評価方法及び水準>
前期および後期の授業中に課される課題の点数に,機械系学科共通で2回の定期試験の点数を総合して成績評価を行う。総合評価点60点以上を合格とする。おおむね、試験を6、授業中に行う課題を4の割合で評価する。 どちらか一方の定期試験でも受けなかった場合は科目履修放棄の扱いとする.

<教科書>
前期:「理工系コンピュータリテラシー MS-Office2013対応」
工学院大学情報基礎教育運営委員会編(共立出版)
後期:「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング」
加藤潔 著(共立出版)

<参考書>
指定参考書なし.

<オフィスアワー>
授業終了時,随時

<学生へのメッセージ>
1)授業の進行具合によって順番が変化する場合があります.
2)受講の際は必ず指定された教科書を持参し、IDとパスワードを忘れないこと


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