2014年度工学院大学 第1部機械工学科
○機械工学基礎演習II(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical II)[3405]
1単位 後藤 芳樹 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <学位授与の方針>
| 1. 基礎知識の習得 | | 2. 専門分野知識の習得 | ○ | 3. 汎用的問題解決技能 | ◎ | 4. 道徳的態度と社会性 | | 5. 創成能力 |
- <授業のねらい>
- 機械工学における専門分野について理解するとともに,ものづくり授業を通して,グループ討論やプレゼンテーションを体験し,学生相互間のコミュニケーション力ならびにチームワーク力を養う。制約条件のもとでの課題を解決することを体験し,専門科目を学習していくうえでの問題解決方法を理解する。
- <受講にあたっての前提条件>
- 「機械工学基礎演習I」を受講していること。
- <具体的な到達目標>
- (1)種々の科学・技術・情報を利用しながら問題を解決することができる。
(2)複数の解が存在すする課題について,制約された条件のもとで解決できる力を養う。 (3)グループ討論,プレゼンテーションやレポートの作成を通じて,コミュニケーション力を養う。 (4)グループ内で,複数のアイデアを客観的に分析・議論し,実現可能な解決策をまとめることができる。
(JABEE学習・教育到達目標) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:C(○)、E(◎)
- <授業計画及び準備学習>
- 1.[ガイダンス] シラバスの提示と成績評価方法についての説明。学習・教育目標の説明。
前期科目の成績についてのアドバイス。 [機械工学の概要] 機械工業,技術の歴史,機械工学の分野,各科目のつながり。 2.[専門的話題(1)] 担当教員の専門についての講義および演習。 3.[専門的話題(2)] 担当教員の専門についての講義および演習。 4.[専門的話題(3)] 担当教員の専門についての講義および演習。 5.[専門的話題(4)] 担当教員の専門についての講義および演習。 6.[もの作り体験(1)] ものづくりガイダンス。チーム分け。作戦会議とアイデアの検討。 7.[もの作り体験(2)] 製作開始。 8.[もの作り体験(3)] 製作終了。 9. [もの作り体験(4)] 作品の工夫した点についてプレゼンテーション。 10. [もの作り体験(5)] 競技実施。 11.[討論とレポート] ものづくりの成功,不成功について分析,検討し,討論する。 この討論をふまえてレポートにまとめる。 12. [日本語文章表現] もの作り体験のレポートを教材として,レポート作成技術を学ぶ。 論理的な文章の作成。正しくわかりやすく伝えるための表現。 13. [多面的視点] 環境問題,社会問題などをとりあげて討論。 14.[キャリア教育] 大学における学習計画。卒業研究や就職活動について先輩の話を聞く。 将来の職業とは。なぜ働くのか。技術者の仕事。キャリアデザインについてのディスカション。 15.[まとめ・予備日] 授業についての感想。 授業アンケートの実施。
- <成績評価方法及び水準>
- 全授業出席を前提とし,演習,プレゼンテーション,レポートで評価する。評価の割合は(C)コミュニケーション能力 40%,(E)デザイン能力 60% とし,(C),(E) のそれぞれにおいて60点以上の場合を合格とする。
- <教科書>
- なし。
- <参考書>
- なし。
- <オフィスアワー>
- 授業の終了後をオフィスアワーとする。
- <学生へのメッセージ>
- ものづくりはグループで行うのでグループ内でのコミュニケーションが大切である。欠席しないように,最後までがんばろう。
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