電気工学Ｉ（Electrical Engineering I）[1656]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

※この科目の開講は決定しておりません。
　詳細は掲示やKUPORTを確認してください。


　
　機械技術者にも必要な電気的基礎知識について学びます。特に、電気・磁気現象の基礎、電気・電子計測、電子回路の基本が理解できるようになります。

＜授業計画及び準備学習＞

第１週．ガイダンス。
　　　　1-1)直流回路(オームの法則，キルヒホッフの法則，重ねの理，テブナンの定理，ミルマンの定理などについて学ぶ.)
　　　　準備学習：教科書第1章1節を読んで理解、受講後は練習問題(1-1)(P.12)を解いて理解を深める。

第２週．1-2)磁気と電気(磁気現象，電流と磁界の関係，電磁誘導などについて学ぶ.)と
　　　　1-3)静電気(静電気に関する性質や現象，コンデンサなどについて学ぶ.)
　　　　準備学習：教科書第1章2，3節および6節を読んで理解、受講後は練習問題(1-2)(P.25)および練習問題(1-3)(P.32)を解いて理解を深める。

第３週．1-4)交流回路(交流波のベクトル表現，インピーダンスの計算方法，共振現象などについて学ぶ.)と
　　　　1-5)三相交流回路(平衡三相交流の性質，特徴とその応用について学ぶ.)
準備学習：教科書第1章4，5節を読んで理解、受講後は練習問題(1-4)(P.42)および練習問題(1-5)(P.47)を解いて理解を深める。

第４週．2-1)電気計測(電気諸量のうち基本的な電圧・電流・電力の測定およびインピーダンスの測定法について学ぶ.さらに高周波の電圧・電流・電力の測定方法について理解を深める.)と
　　　　2-2)電気応用計測(ディジタル計測器の概念について学び，波形の観測と記録方法について理解をし，センサやリモートセンシングについての理解を深める.)
　　　　準備学習：教科書第2章1，2節を読んで理解、受講後は練習問題(2-1)(P.75)を解いて理解を深める。

第５週．6-1）電子素子(半導体の基本的な性質とpn接合デバイスなどについて学ぶ.)と
　　　　6-2,3）電子回路(アナログ・ディジタル回路の基礎について学ぶ.)
　　　　準備学習：教科書第6章を読んで理解、受講後は練習問題(6-1)(P.158)および練習問題(6-2)(P.170)を解いて理解を深める。

第６週．3-1,2,3,4)電気機器(変圧器および電動機の動作原理とその特性などについて学ぶ.)
　　　　準備学習：教科書第3章を読んで理解、受講後は練習問題(3-1)(P.94)，(3-2)(P.103)，(3-3)(P.106)，(3-4)(P.112)を解いて理解を深める。
　　　　
　　　　学習成果の確認（試験）
　　　　準備学習：前回までの総復習を行うこと。

＜成績評価方法及び水準＞

　最後の授業の２時限目に試験を行う。原則としてこの試験によって成績を評価し、６０点以上の者に単位を認める。ただし、試験の点数が５０点以上６０点未満の者でも、演習および宿題の内容が十分であると認められる場合には合格（６０点）とする。なお出席せず試験のみ受けた者は採点しない。

＜教科書＞

「電気工学概論」鳳誠三郎監修・青木正喜著 　実教出版株式会社
　教科書無しに受講しても理解出来ませんので必ず用意する事。
　図等の補助的なプリントを配布する。

＜オフィスアワー＞

月曜日　２１：２０〜２１：４５。それ以外メモ等での問い合わせの上、対応可。

＜学生へのメッセージ＞

授業に毎回出席して内容を予習・復習しておくことが必要である。

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