2013年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科
インテリア・エレメント(Elements of Interior Design)[5D09]
2単位 冨永 祥子 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 前期授業「住宅インテリア」では、インテリア設計における空間構成をテーマ別に学ぶが、この授業では更に具体的な「素材」と「要素」に着目し、実例を分析して考える。またその道のエキスパートをゲストにお招きし、各分野についてプロの視点で語ってもらう。
最終的には、授業で取り扱った題材の中から最低一つ以上テーマを選び、小規模なインテリア設計を提案してもらう。 図面や模型ではなく、重さや質感を持った実物大のものとして建築をとらえ、インテリア設計に生かす、その感覚を身につけることが授業の目標である。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.9/20:ガイダンス/授業の進め方/素材と要素について
2.9/27:レクチャー/住宅インテリアの素材1 3.10/4:レクチャー/住宅インテリアの素材2 4.10/11:ゲストNo.1「金属」 5.10/18:ゲストNo.2「木」 6.10/25:ゲストNo.3「布」 7.11/1:レポート発表・ディスカッション/ブレイクレクチャー 8.11/8:レクチャー/住宅インテリアの要素1 9.11/15:レクチャー/住宅インテリアの要素2 10.11/29:ゲストNo.4「照明」 11.12/6:ゲストNo.5「家具」 12.12/13:ゲストNo.6「ガラス」 13.12/20:レポート発表・ディスカッション/まとめ/冬期休暇課題説明 14.1/10:冬期休暇課題提出・発表・講評
●お招きするゲストは大変多忙な方ばかりなので、スケジュールや内容を変更する可能性が十分ありうる。変更の際には授業時や掲示・キューポート等で連絡するので、最新情報を入手するよう十分に注意すること。 ●ゲストに対しては敬意を払い、決して失礼のないように十分気を付けること。
- <成績評価方法及び水準>
- 授業の要所で計4回のレポートを提出してもらう。この4回のレポートと冬期休暇課題、授業中の受講態度・発言内容の総合点で評価する。60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 特に指定しない。必要な資料は授業内で配布する。
- <オフィスアワー>
- 授業時間の前後、適宜。
- <学生へのメッセージ>
- 素材のプロに直接お会いできるのはとても貴重な機会なので、事前にその方の仕事や素材そのものを調べておき、当日は積極的な態度で授業に臨んでください。授業で得られるものの質・量に大きな差が出ます。
また計4回のレポートの負担を減らすためには、毎回の授業の中でレポートに書く内容をある程度まとめておくことが非常に効果的です。そうすれば密度があがり、さらに調べたいポイントもはっきりします。
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