2013年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科

建築総合演習I(Advanced Architectural Stud io I)[3C19]

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3単位
木下 庸子 教授  
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野澤  康 教授  
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カーニー マイケル 准教授  
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西森 陸雄 教授  
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金箱 温春 特別専任教授  
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小川 真樹 非常勤講師
三浦 丈典 非常勤講師
沢瀬 学 非常勤講師
藤井 由理 非常勤講師
横田 泰子 特任助教

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
□都市居住 (都市機能を併設させた新しい集合住宅のかたち)
 
 東京をはじめとする大都市では、中心部の空洞化が叫ばれて久しい。過去においては健全なコミュニティがあり、多くの市民が暮らしていた場所は、経済成長に伴う土地価格の上昇や計画的な都市化のあおりを受けて、商業やオフィスの建物が次々と建てられ、いつしか人々は生活の場を郊外へ移して行った。その結果都心には法律で定められた名ばかりの住居が残るだけとなり、人為的に作るコミュニティの難しさが露呈している。
この課題では、対象となる市街地エリアの過去、現在における住宅や都市機能の密度を検証し、健全で継続的に発展できる都市居住の「姿」を提案することを目的とする。

<授業計画及び準備学習>
1. 課題説明:出題、スケジュール説明、グループ分け
  準備課題:課題に役立ちそうな事例資料を収集し、特徴・設計主旨を整理する

2. 現地調査
  準備課題:都市居住の現状をエリア毎に調べる

3. グループワーク/中間チェック1
  準備課題:現地調査内容をまとめる

4. 敷地模型製作
 準備課題:他班とのコミュニケーター選出

5. グループワーク/中間チェック2
準備課題:模型接合部を確認する

6. エスキスチェック
準備課題:建築条件を整理する

7.エスキスチェック
 準備課題:先行事例に関する資料を収集する

8.エスキスチェック/中間チェック3
 準備課題:コンセプトをまとめる

9.エスキスチェック/講評
  準備課題:コミュニティのあり方を考える

10.エスキスチェック
 準備課題:複合される都市機能と住宅プログラムをまとめる

11.中間チェック4
 準備課題:生活シーンの想定、個別ユニットパターンを考える

12.エスキスチェック/講評
 準備課題:各自の提案の再検討、計画の再検証をする

13.エスキスチェック
 準備課題:パース表現・模型表現のスケジュール管理

14.第二課題 提出/発表
  準備課題:提出図面の確認、効果的なプレゼンテーションの方法を考える

15.再提出
  準備課題:講評コメントを取り入れて、再度まとめあげ提出


・課題の進捗状況によって中間提出やピンナッププレゼンテーションのスケジュールを変更することがある。

<成績評価方法及び水準>
途中のプロセスや発表内容を加味しながら、総合的に評価する。

<オフィスアワー>
特に定めないが、前もって連絡をもらえれば随時対応する。

 

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