2013年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科
建築設計論D(Theory of architectural DesignD)[3A14]
2単位 西森 陸雄 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 「神は細部に宿る」とは、モダニズムの巨匠ミース・ファン・デル・ローエの残した有名な言葉である。人間の営みを包み込み、かつ都市の景観を構成する大きな建築も、そのプロポーションや美しさの原点は、実はディテールにある。多くの建築家が創意工夫をしてきた建築のディテールを紹介し、ディテールの重要性に対する理解を深めてもらう。
- <授業計画及び準備学習>
- 最初の数回では建築ディテールの基礎を学ぶ。木造、鉄骨造、RC造などの構造別、又は矩計図、平面詳細図などの図面の種類などについて解説する。その後は有名建築のディテールを中心にその工夫の中身について解説する。
1、建築におけるディテールの役割 2、ディテール図面の基本 3、木造のディテール 4、RC造のディテール 5、鉄骨造のディテール 6、モダニズムの建築1 7、モダニズムの建築2 8、見せるディテール 9、見せないディテール(課題提出1) 10、伝統的建築のディテール 11、現代建築のディテール1 12、現代建築のディテール2 13、現代建築のディテール3 14、課題提出2 15、予備
- <成績評価方法及び水準>
- 出席と期間中2回のディテール図面のトレースの成績によって決める。欠席は3回までは減点しないが、4回以上は減点対象とする。
- <オフィスアワー>
- 金曜日13時〜17時
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