2013年度工学院大学 建築学部建築デザイン学科

建築設計論D(Theory of architectural DesignD)[3A14]

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2単位
西森 陸雄 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
「神は細部に宿る」とは、モダニズムの巨匠ミース・ファン・デル・ローエの残した有名な言葉である。人間の営みを包み込み、かつ都市の景観を構成する大きな建築も、そのプロポーションや美しさの原点は、実はディテールにある。多くの建築家が創意工夫をしてきた建築のディテールを紹介し、ディテールの重要性に対する理解を深めてもらう。

<授業計画及び準備学習>
最初の数回では建築ディテールの基礎を学ぶ。木造、鉄骨造、RC造などの構造別、又は矩計図、平面詳細図などの図面の種類などについて解説する。その後は有名建築のディテールを中心にその工夫の中身について解説する。
1、建築におけるディテールの役割
2、ディテール図面の基本
3、木造のディテール
4、RC造のディテール
5、鉄骨造のディテール
6、モダニズムの建築1
7、モダニズムの建築2
8、見せるディテール
9、見せないディテール(課題提出1)
10、伝統的建築のディテール
11、現代建築のディテール1
12、現代建築のディテール2
13、現代建築のディテール3
14、課題提出2
15、予備

<成績評価方法及び水準>
出席と期間中2回のディテール図面のトレースの成績によって決める。欠席は3回までは減点しないが、4回以上は減点対象とする。

<オフィスアワー>
金曜日13時〜17時

 

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