2013年度工学院大学 建築学部建築学科
ベクトル解析(Vector Analysis)[4D24]
2単位 長谷川 研二 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 本科目はベクトル解析を指導する。具体的な達成目標は主に
- グリーンの公式
- ストークスの定理
- ガウスの定理
を利用した問題を解かせることにより、ベクトル解析が電磁気および流体の数学的定式化に必要であることを理解させる。
- <授業計画及び準備学習>
- ベクトルの内積と外積
- 曲線とパラメータ
- 線積分
- グリーンの公式
- ベクトル場
- 勾配、回転、発散
- 体積分
- ヤコビアン
- 曲面とパラメータ
- 面積分
- 流束積分
- ストークスの定理
- ガウスの定理
- 電磁気学・流体力学への応用
- 学習成果の確認(試験)
準備学習 : 配布プリントを読んでおくこと。プリントを配布する前にファイルをキューポートに アップロードすることもある。
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験をx点(100点満点)として、評点を (ax)b とする。ただし a,b は (100a)b =100 で、合格基準点x0 に対して(ax0)b =60となるように定める。合格基準点は60点以下で各受講生毎に定めるとして、授業中やレポートで課した問題の解答状況による平常点が高いほど合格基準点は低くなる。毎回、真面目に問題に取り組めば40点以下まで下がることもある。もちろん、授業に出席せずレポートを提出しなくても定期試験で60点以上得点すれば合格となる。また私語等で授業態度が不良な場合や他人の解答の模写が目立つ場合は一律に合格基準点を上げることもある。なお各教室に学生証による出席管理を行っているが、本科目では出席状況を成績に反映させない。
- <教科書>
- プリント
- <オフィスアワー>
- 授業前または授業日の5時限終了後
- <備考>
- 線形代数学Iおよび偏微分・重積分(建築学部の学生であれば微分積分II)を学んでいることを前提として授業を進める。
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