2013年度工学院大学 建築学部建築学科

医療施設計画(Architectural Planning of Medical Facilities)[2B14]

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2単位
筧 淳夫 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本講義は、知識を積み重ねるのではなく,合理的に設計をするための基本的な考え方を学習することを目的としています。すなわち、医療施設は複雑な機能が詰まった建物であり、その機能を整理しながら建築に生かして行くことは建築計画の基本です。このような視点から実務と建築計画との関係について学んでください。

<授業計画及び準備学習>
1)どんな病院があるの?:世界の病院建築
2)どんな病院があるの?:日本の病院建築
3)入院患者は何をしている?:病室の計画(1)
4)病室の大きさはどうやって決まる?:病室の計画(2)
5)看護師は何をしている?:スッタフステーションの計画
6)外来患者はどのように動く?:外来の計画
7)手術部門のレイアウト?:手術部の計画
8)空間が治療効果を上げる?:精神科の計画
9)敷地をどうやって使うの?:敷地利用計画
10)病院にはどんな部門があるの?:部門構成・ブロック計画
11)病院を動かすために必要な機能は?:人・物・情報
12)どんな高齢者施設があるの?:高齢者施設体系
13)高齢者のPrivacyとは?:居室と空間構成
14)高齢者のIdentityとは?:居室計画
15)学習成果の確認(筆記試験にはノートのみ持ち込み可)

準備学習
講義終了後に当日の講義内容をノートに整理すること

<成績評価方法及び水準>
成績評価は,出席と期末試験の結果で行い,60点以上(100点満点)を合格とする。

<教科書>
特に指定しない

<参考書>
新建築学大系31、彰国社

<オフィスアワー>
各講義時間の前後

<学生へのメッセージ>
受け身の講義ではなく、学生とともに考える講義を行いますので積極的に意見を述べてください。授業において考えることを大切にする講義ですので出席は大きく評価します。

 

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