2013年度工学院大学 建築学部まちづくり学科
まちづくり経済学(Economics for Community Development)[3B13]
2単位 星 卓志 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- まちづくりは、単に空間的な計画やデザインだけで成立するわけではない。計画を実現していくためには、経済的にそのプロジェクトが成立するものでなければならないし、まちを再生させるためには、経済的な視点も重要である。そうした視点からまちづくりに関わる経済的な観点、特に不動産に関わる経済学や事業制度を学ぶ。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス
2.経済学の基本概念 3.都市地域構造の理論 4.経済社会背景と都市計画・まちづくりの歴史的概観−1 5.経済社会背景と都市計画・まちづくりの歴史的概観−2 6.都市開発の概念と手法−1 7.都市開発の概念と手法−2 8.不動産関連税制と政策意図 9.公共投資と費用便益分析 10.経済波及効果 11.PFIと建物リース 12.不動産投資信託 13.NPO、まちづくり会社とエリアマネージメント 14.総括 15.学習成果の確認(期末試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 授業ごとのコメントシート、小テスト、出席状況等の平常点(30点)及び期末試験(70点)により評価する。60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 授業の中で必要な資料を配布する。
- <参考書>
- 授業の中で紹介する。
- <オフィスアワー>
- 授業の前後を基本とするが、あらかじめ連絡調整のうえ他の日時とすることも可能。
- <学生へのメッセージ>
- この授業で取り上げる内容は、実務に携わることで初めて接する事柄が多いです。個々の仕組みや考え方を深く理解するには至らなくても、どのようなことがあるのかを幅広く知っておくことは、社会に出てから役立つと思います。
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