2013年度工学院大学 建築学部まちづくり学科

まちづくり経済学(Economics for Community Development)[3B13]

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2単位
星 卓志 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
まちづくりは、単に空間的な計画やデザインだけで成立するわけではない。計画を実現していくためには、経済的にそのプロジェクトが成立するものでなければならないし、まちを再生させるためには、経済的な視点も重要である。そうした視点からまちづくりに関わる経済的な観点、特に不動産に関わる経済学や事業制度を学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス
2.経済学の基本概念
3.都市地域構造の理論
4.経済社会背景と都市計画・まちづくりの歴史的概観−1
5.経済社会背景と都市計画・まちづくりの歴史的概観−2
6.都市開発の概念と手法−1
7.都市開発の概念と手法−2
8.不動産関連税制と政策意図
9.公共投資と費用便益分析
10.経済波及効果
11.PFIと建物リース
12.不動産投資信託
13.NPO、まちづくり会社とエリアマネージメント
14.総括
15.学習成果の確認(期末試験)

<成績評価方法及び水準>
授業ごとのコメントシート、小テスト、出席状況等の平常点(30点)及び期末試験(70点)により評価する。60点以上を合格とする。

<教科書>
授業の中で必要な資料を配布する。

<参考書>
授業の中で紹介する。

<オフィスアワー>
授業の前後を基本とするが、あらかじめ連絡調整のうえ他の日時とすることも可能。

<学生へのメッセージ>
この授業で取り上げる内容は、実務に携わることで初めて接する事柄が多いです。個々の仕組みや考え方を深く理解するには至らなくても、どのようなことがあるのかを幅広く知っておくことは、社会に出てから役立つと思います。

 

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