2013年度工学院大学 建築学部まちづくり学科

都市再生論(Theory of Urban Regeneration)[2B12]

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2単位
星 卓志 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 都市及び地域が抱える多様な課題を理解したうえで、それらに対処する日米欧の都市政策理念、都市計画手法等を学習することを基本とする。都市再生の概念を、都市化の進展に伴う負の側面を打開することと、国や地域が抱える経済社会的課題の打開に都市が貢献することの両面でとらえ、それらの動向について歴史的概観と国際比較を通して基礎的な知識を習得する。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンスと「都市」についての基本認識
2.都市化の過程及び現代都市が抱える課題の諸相とそれらへの対応手法、取組み事例等−1
3.都市化の過程及び現代都市が抱える課題の諸相とそれらへの対応手法、取組み事例等−2
4.都市化の過程及び現代都市が抱える課題の諸相とそれらへの対応手法、取組み事例等−3
5.欧米における都市計画、都市再生の動向―1(アメリカ−1)
6.欧米における都市計画、都市再生の動向―2(アメリカ―2)
7.欧米における都市計画、都市再生の動向―3(ヨーロッパ−1)
8.欧米における都市計画、都市再生の動向―4(ヨーロッパ−2)
9.日本における都市計画、都市再生の動向―1
(都市の成長過程における都市問題と再生手法、都市計画制度―1)
10.日本における都市計画、都市再生の動向―2
(都市の成長過程における都市問題と再生手法、都市計画制度―2)
11.日本における都市計画、都市再生の動向―3
(都市の成長過程における都市問題と再生手法、都市計画制度―3)
12.日本における都市計画、都市再生の動向―4
(政府による都市再生施策)
13.日本における都市計画、都市再生の動向―5
(大規模都市開発の事例)
14.日本における都市計画、都市再生の動向―6
(人口減少下における都市再生論)
15.学習成果の確認(期末試験)

<成績評価方法及び水準>
授業ごとのコメントシート、小テスト、出席状況等の平常点(30点)及び期末試験(70点)により評価する。60点以上を合格とする。

<教科書>
授業の中で必要な資料を配布する。

<参考書>
適宜紹介する。

<オフィスアワー>
授業の前後を基本とするが、あらかじめ連絡調整のうえ他の日時とすることも可能。

<学生へのメッセージ>
都市は、人間活動の場である建築が集まって形成され、世の建築の大半は都市との関わりの中で作られていきます。その都市をどのようにして計画し、再生していくのかを考えるのが、この授業の中心テーマです。したがって、建築のどの分野を目指す学生にとっても有意義な内容になるべく講義をしていきたいと考えています。

 

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