2013年度工学院大学 建築学部まちづくり学科

地域の安全(Community Safety)[1A10]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
村上 正浩 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
宮村 正光 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
三好 勝則 特任教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本講義では、地震災害に限らず、風水害、火山災害、高潮災害、津波災害、都市大火など過去の災害と教訓、都市・地域レベルの防災・防火対策と計画理論、国・自治体の災害危機管理、企業防災、さらに環境犯罪学の知見に基づいた防犯環境設計を学び、都市・地域の安全・安心を実現していくための知識を習得する。

<授業計画及び準備学習>
1 ガイダンス、授業計画・レポート課題の説明(担当:村上)
準備学習:課題図書を読み、首都直下地震について理解しておくこと。

2 我が国の災害環境(風水害、高潮災害)(担当:村上)
準備学習:防災白書を参考にして、わが国の自然災害について理解しておくこと。

3 災我が国の災害環境(土砂災害)(担当:村上)
準備学習:防災白書を参考にして、わが国の自然災害について理解しておくこと。

4 我が国の災害環境(地震災害、火山災害)(担当:村上)
準備学習:防災白書を参考にして、わが国の自然災害について理解しておくこと。

5 我が国の災害環境(その他自然災害)(担当:村上)
準備学習:防災白書を参考にして、わが国の自然災害について理解しておくこと。

6 新たな災害リスク(担当:村上)
準備学習:防災白書を参考にして、わが国の自然災害について理解しておくこと。

7 切迫する大規模地震と地震防災対策(担当:村上)
準備学習:防災白書を参考にして、わが国で切迫する大規模地震について理解しておくこと。

8 震災に強い都市づくり(担当:村上)
準備学習:2年次に「都市計画」で用いた教科書を参考にし、都市の防災計画について復習しておくこと。

9 防災まちづくり(担当:村上)
準備学習:2年次に「都市計画」で用いた教科書を参考にし、都市の防災計画について復習しておくこと。

10 災害と情報(担当:村上)
準備学習:KuPortで配布する講義資料を読み、災害情報について理解しておくこと。参考図書「都市防災学 地震対策の理論と実践(梶秀樹・塚越功、学芸出版社)の6章も参考にすること。

11 デザインは犯罪を防ぐ−防犯環境設計−(担当:村上)
準備学習:ポータルシステムで配布する講義資料を読み、環境犯罪学について理解しておくこと。

12 大震災による被害の系譜と応急対応(担当:三好)
準備学習:これまでの復習を行い、大規模地震による被災をイメージしておくこと。参考図書「いのちを守る地震防災学(林春男著、岩波書店)」第1章と第2章も参考にすること。

13 大震災への備えとしての地域社会づくり、大震災からの復旧・復興(担当:三好)
準備学習:これまでの復習を行い、緊急に対処すべき事柄、震災からの復旧・復興について考えておくこと。参考図書「いのちを守る地震防災学(林春男著、岩波書店)」第3章から第8章も参考にすること。

14 事業継続計画(担当:宮村)
準備学習:これまでの復習を行い、企業防災と事業継続計画について考えておくこと。

15 学習成果の確認(レポート課題作成)
準備学習:前回までの総復習を行い、レポート課題を作成すること。

<成績評価方法及び水準>
課題図書のレポート課題、最終回に行うレポート課題、および講義ごとに行う小課題を100点満点で評価し、合計60点以上を合格とする。

<教科書>
第1回目レポート課題図書
福井晴敏:「平成関東大震災 いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった」、講談社。
その他は適宜配布

<参考書>
「都市防災学 地震対策の理論と実践」、梶秀樹・塚越功、学芸出版社
「いのちを守る地震防災学」林春男著、岩波書店
「まちづくりの近未来」三船康道+まちづくりコラボレーション、学芸出版社

<オフィスアワー>
月曜日〜金曜日 18:00〜19:00 ただし事前に予定を確認のこと。
E-mail:murakami@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
本講義は、神戸学院大学および東北福祉大学との連携講義科目も位置づけられています。そのため、講義開始時間が通常講義とは異なり、8時50分から開始となりますので注意してください。
また、講義開始後の入室は原則として認めないので、遅刻厳禁で臨んでください。

<備考>
準備学習に使う講義資料はポータルシステムから入手すること。
https://kuport.sc.kogakuin.ac.jp/ActiveCampus/index.html

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved.