2013年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

数理統計学(Artificial Statistics)[5652]

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2単位
赤城 文子 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
観測された少ないデータから、対象についての様々な特徴を推定する理論と方法を理解することが目的である。そのために、記述統計学を復習しながら、正規分布、区間推定、仮説検定について学習する。また、表計算ソフトExcelを用い、統計処理に必要な関数の使い方を学習する。

<授業計画及び準備学習>
1. ポアソン分布と正規分布
2. 大数の法則と中心極限定理
3. 不偏推定と最尤推定
4. 母平均の区間推定(正規分布)
5. 母平均の区間推定(t分布)
6. 母比率の区間推定
7. 母平均の検定(母標準偏差が既知)
8. 母平均の検定(母標準偏差が未知,大標本)
9. 母平均の検定(母標準偏差が未知,小標本)
10. 母比率の検定
11. 母平均の差の検定
12. 母比率の差の検定
13. 区間推定と仮説検定の演習
14. 区間推定と仮説検定の演習(Excel関数)
15. 学期末テスト

<成績評価方法及び水準>
授業内で行う演習またはレポートの提出と定期試験で最終成績を評価、60点以上を合格とする。
なお、出席率が授業総回数の1/2以下の場合は、評価対象外として単位取得の資格を失う。

<教科書>
「例題で学ぶ初歩からの統計学」 白砂 堤津耶  (日本評論社)

<オフィスアワー>
Eメールによる問い合わせを受け付ける。メールアドレスは最初の授業で知らせる。

<学生へのメッセージ>
実社会には統計データが溢れています。従って、統計学を素養とすることは非常に重要です。

 

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