2013年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

電子回路理論(Electronic Circuit Theory)[1751]

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2単位
高橋 泰樹 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
アナログ系電子回路の基本機能として、「増幅」、「発振」、「変調・復調」の3つが考えられる。本講義ではダイオード、トランジスタの基本特性を学び、トランジスタのバイアス回路の設計及び、増幅回路の働きと等価回路による動作量の計算法について理解を深める。また、トランジスタを応用した回路として負帰還回路、OPアンプ、変調・復調回路等の基本回路についても理解を深める。

<授業計画及び準備学習>
この講義は電子回路の基本中の基本となる半導体(ダイオードやトランジスタ)の基本的な動作について学ぶ。また、前期科目である「電気回路理論」で習う回路解析の基礎を理論を理解した上で聴講する必要がある。


1.直流回路の基礎
2.交流回路の基礎
3.半導体の性質・ダイオードの基本動作と特性
4.トランジスタの基本動作と特性
5.トランジスタのスイッチ動作と増幅動作
6.トランジスタのバイアス回路1
7.トランジスタのバイアス回路2
8.トランジスタの等価回路 / デシベル表記・計算
9.電界効果トランジスタ
10.負帰還回路・電力増幅回路
11.同調増幅回路
12.差動増幅回路・OPアンプ1
13.OPアンプ2・発振回路
14.変調・復調回路
15. 学習成果の確認(定期試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験及びレポートの結果で評価。(60点以上を合格とする。)

<教科書>
アナログ電子回路
大類重範
日本理工出版会

<オフィスアワー>
授業の前後30分

 

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