2013年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

色彩認知科学(Color Cognitive Science)[5D11]

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2単位
市原 恭代 准教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
色とは何か。
色彩は光という物理的性質とヒトの眼と脳の仕組みという生理的(心理的)性質の両方をもっている。
また、色と形は互いに独立しつつ、互いを補完し合う存在である。
私たちの心の働きである、喜びや悲しみなどは目に見えるものではないが、ヒトは色と形を工夫して表現することによって、相手に視覚イメージの伝達を行うことができる。
この授業では情報デザイン学科の学生のために、「色」という感覚と知覚について科学と芸術の両側面から概説する。

<授業計画及び準備学習>
1.色の感覚と知覚
2.色の測定と表示
3.測色
4.表色系
6.表色系の比較
7.色と感性
8.色の知覚・感情効果
9.嗜好と文化
10.色彩と感覚協調
11.色彩調和と配色
12.色のデザイン
13.カラーユニバーサルデザイン
14.色彩環境
15.色と安全(安全色)

<成績評価方法及び水準>
授業参加状況、試験によって評価する。

<教科書>
色彩学入門――色と感性の心理
東京大学出版会
978-4-13-082070-7
3200円(+税)

<参考書>
授業の中で適宜指示する。

<オフィスアワー>
質問は授業中に受け付ける。さらに時間をとって訊ねたいことがある場合には
ichihara@cc.kogakuin.ac.jpへメールして時間を予約してほしい。

<学生へのメッセージ>
色彩学は情報デザインの中でもたいへん面白い研究分野です。
ぜひ興味をもって学んでください。

 

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