2013年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

認知行動システム(Cognitive Behavior System)[2D13]

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2単位
蒲池 みゆき 准教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
人間の認知行動を計測し,分析するためのスキルを身につける.
過去に行われた紙面での心理実験方式を、パソコンでの実行に変えた場合にデータがどのように変化するか、など、現代の認知行動計測システムの利用方法を習得する.また、多変量解析や、分散分析、T検定の基礎なども含めて、解析方法を学ぶ.過去の実験プログラムを参考にしたプログラム作成から,データ収集と処理,統計解析までを個人またはグループで行う.「認知科学」とともに,授業中に指示するヒトをはじめとする行動実験データ取得時の実験者の心得についてもよく理解することで,卒業論文製作時の研究テーマ設定等に役立てる.

<授業計画及び準備学習>
0.ガイダンス
1.実験1:内容説明
2.実験1:実験実施等
3.実験1:データ解析と結果報告(レポート提出)
4.実験2:内容説明
5.実験2:実験実施等
4.実験2:データ解析と結果報告(レポート提出)

以上の流れを繰り返します.

【準備学習について】
 内容説明の前後は説明された内容をノートにまとめ、実験実施の準備を行っておくこと。
実験実施の前は、内容を踏まえて実験者として、あるいは実験参加者としての心得を復習しておくこと。
データ解析は、解析方法について授業で指示される内容通りに準備をしておくこと。
レポート提出は指示に従い、必ず全て提出すること。

<成績評価方法及び水準>
毎回の出席とデータ提出・レポートの内容で評価します.
プログラムはVB、C++等の基礎的なスキルがあり、自身でバグを発見・修正するなどのスキルがあれば有効です.

授業内容の性質上,事前に無届の遅刻および欠席は履修放棄とみなし,以後の出席を認めないことがある。

<参考書>
各テーマに応じて授業中に指示します.

<オフィスアワー>
授業時間後等、随時。メールにて事前に連絡をとること。

<学生へのメッセージ>
心理(知覚・認知)実験を使った卒業論文作成を目指す場合役立つ.
認知科学を受講していることが望ましい。

<備考>
演習室を使用しますので,年度内で人数制限,もしくは授業を分割して行う可能性があります.

 

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