2013年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

離散数学(Discrete Mathematics)[9J06]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
小野  諭 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
離散数学について、その基礎と応用を理解し、簡単な問題を定式化し解決できるようにする。
具体的には、離散数学の骨格をなす組み合わせとグラフ・ネットワークの分野のうち、組み合わせの分野からは「論理と証明」を、またグラフ・ネットワークの分野からは工学的応用範囲の広い概念とアルゴリズムを学ぶ。
また、一見するとお互いに独立しているように見えるグラフと論理・証明の重要な関係とその応用についても学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
I:論理と証明
 集合と論証
 命題論理と論理代数

II: グラフ
 グラフとネットワーク
 グラフの変形と連結度
 最小木と最短路

III: グラフと論理・証明との関係
 有限状態機械・順序機械
 有限状態機械の性質記述
 時相論理とモデル・モデル検査

<成績評価方法及び水準>
定期試験期間に試験を実施する。配布プリント、自筆ノート持ち込み可。
また、講義時間中に小テスト(クイズ)を実施する。
いずれも、講義内容を理解し、簡単な課題に応用できるレベル。
出席は 2/3 以上。(介護、教職関連の休みは出席扱い)

<教科書>
資料を kuport にて電子配布する。
必要に応じて、印刷プリントを配布する。

<参考書>
講義の中で、適宜、参考となる資料を紹介する。

<オフィスアワー>
前期の期間、毎週木曜2限
A1577 または、 B0530

<学生へのメッセージ>
離散数学は、現在の情報技術に幅広く応用されており、また、信頼性の高い情報システムを支える上で今後ますます重要になってきます。
ぜひ、積極的に受講してください。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2013 Kogakuin University. All Rights Reserved.