2013年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

幾何学(Geometry)[9J04]

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2単位
長谷川 研二 准教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 情報学部は線形代数学を1年後期に履修するが半年だけで、1年間であれば後半で習う線形代数学の重要な単元である固有値・固有ベクトルまで履修するのは難しい。本科目は幾何学であるが線形代数学の応用となる内容であり、幾何学を通して固有値や固有ベクトルも理解させるような授業計画にする。具体的な達成目標は

  1. 正方行列の固有値・固有ベクトル
  2. 2次曲線の分類と概形
  3. 2次曲面の分類と概形

を理解・習得させる。

<授業計画及び準備学習>

  1. 平面上の直線と曲線
  2. 3次元空間の平面と曲面
  3. 2次形式と対称行列
  4. 固有値と固有ベクトル
  5. 正方行列の対角化
  6. 直交行列と対称行列の対角化
  7. 直交行列と回転移動
  8. 2次曲線の標準形
  9. 楕円・双曲線・放物線
  10. 一般の2次曲線の分類
  11. 2次曲面の標準形
  12. 楕円面・双曲面・錐面
  13. 楕円放物面・双曲放物面
  14. 一般の2次曲面の分類
  15. 学習成果の確認(試験)

準備学習 : 配布プリントを読んでおくこと。プリントを配布する前にファイルをキューポートに
         アップロードすることもある。

<成績評価方法及び水準>
 定期試験をx点(100点満点)として、評点を (ax)b とする。ただし ab は (100a)b =100 で、合格基準点x0 に対して(ax0)b =60となるように定める。合格基準点は60点以下で各受講生毎に定めるとして、レポートによる平常点が高いほど合格基準点は低くなる。毎回、真面目にレポートを提出すれば基準点は50点程度であり、特に優秀なレポートであれば40点以下まで下がることもある。もちろん、レポートを提出しなくても定期試験で60点以上得点すれば合格となる。

<教科書>
配布プリント

<オフィスアワー>
授業終了後

 

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