2013年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
ヒューマンインタ−フェース(Human Interface)[2465]
2単位 管村 昇 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 人間と機械、人間とコンピュータとのインタラクションは、さまざまな技術の進展により、より一層多様化、複雑化 してきている。 このような状況で、数々の機械、機器、システムを安全、 快適、便利に使うためには、ヒューマンインターフェースの デザインや技術が非常に重要となる。 ヒューマンインターフェースのデザインが優れたもので なければ、ヒューマンエラーの原因になり、場合によって 大きな事故を引き起こすことになる。
本講義では、できるだけ身近な具体的な例題をとりあげ 講義を進めていきたい。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ガイダンス
2. ヒューマンインターフェースとは 3. ヒューマンインターフェースの歴史 予習:ヒューマンインターフェースに対する自分の考えをまとめておく 復習:ヒューマンインターフェースの重要性の理解 4. ヒューマンインターフェースとヒューマンエラー 予習:ヒューマンエラーについて事前に考えておく 復習:ヒューマンインターフェースとヒューマンエラーの関係 5. ヒューマンエラーのメカニズム 予習:ヒューマンエラーについて身近な例を考えておく 復習:ヒューマンエラーが起こるメカニズムを理解する 6. 医療事故とヒューマンエラー 7. 交通事故とヒューマンエラー 8. 情報システムとヒューマンエラー 5回から7回まで 予習:ヒューマンエラーについて分野別の例を考えておく 復習:ヒューマンエラーについて分野における特徴、背景を理解する 9. 人間の基本特性(生理、心理、認知特性) 予習:人間の基本特性について考えておく 復習:人間の基本特性とヒューマンエラーの関係を整理する 10.ヒューマンエラーとその対策(1) 11.ヒューマンエラーとその対策(2) 予習:ヒューマンエラーの対策法について考えておく 復習:ヒューマンエラーの対策法について理解する 12.インタフェースデザイン(1) 13.インタフェースデザイン(2) 14.ユニバーサルデザイン 15.学習成果の確認 (試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 毎回出席を取る。9/14(初回を除く)以下は試験の成績に関わらず不合格とする。再試験、追試験は原則行わない。2回のレポート(合計30点)と期末試験(70点)で成績を評価し、総合評点60点以上を合格とする。
- <参考書>
- ヒューマンインターフェース 田村 博編 オーム社
ユニバーサルデザイン 日本工業出版 その他ヒューマンインターフェースに関しては多数の書籍あり
- <オフィスアワー>
- ヒューマンインターフェース 田村 博編 オーム社
ユニバーサルデザイン 日本工業出版 その他ヒューマンインターフェースに関しては多数の書籍あり
- <学生へのメッセージ>
- ヒューマンインターフェースは、身近な問題である。基本的な知識を、講義を通して身につけ、現在の機械、装置、システムの改善などに応用できる力を身につけて欲しい。
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