2013年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

デジタル映像基礎論(Theory of Digital Video System)[2276]

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2単位
合志 清一 教授  
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最終更新日 : 2013/12/02

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
現代社会において映像は最も重要な情報源の一つです。映像コンテンツは今後も重要なメディアとして様々な分野で応用されていくと考えられます。映像コンテンツの制作を行うためには映像信号を知り、基礎的な映像処理を理解する必要があります。本講義では撮像から表示までを仕組みを理解し、映像信号を取り扱う際の基礎を固めることを目指します。

<授業計画及び準備学習>
1. 画像信号の基礎1:色彩と輝度、ディスプレイで表示可能な色彩、撮像と表示、
2. 画像信号の基礎2:RGB信号とYUV信号、画像信号のディジタル化
3. 画像信号の基礎3:画像入出力装置
4. 画像信号の基礎4:限定色表示
5. 画像信号の基礎5:画像の性質を表す諸元
6. 画像信号の基礎6:画素ごとの濃淡表現
7. 画像信号の基礎7:領域に基づく濃淡表現1(空間フィルタリング)
8. 画像信号の基礎8:領域に基づく濃淡表現1(画像の先鋭化とエッジ)
9. 画像信号の基礎9:周波数領域におけるフィルタリング(フーリエ変換とフィルタリング)
10. 画像信号の基礎10:周波数領域におけるフィルタリング(空間フィルタと周波数フィルタ)
11. 映像の基礎1:差分画像と移動体検出
12. 映像の基礎2:動画像の編集と応用
13. 画像符号化
14. ディジタル放送
15. 期末試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験と小テストにより評価。60点以上を合格とする

<教科書>
ディジタル画像処理 CG-ARTS協会 ISBN978-4-903474-01-4

<オフィスアワー>
随時。事前に電話かメールで確認ください

<備考>
  受講者の理解度により内容を変更する

 

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